ガウスの歴史を巡るブログ(その日にあった過去の出来事)

 学生時代からの大の旅行好きで、日本中を旅して回りました。その中でいろいろと歴史に関わる所を巡ってきましたが、日々に関わる歴史上の出来事や感想を紹介します。Yahooブログ閉鎖に伴い、こちらに移動しました。

タグ:NHK

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 今日は、大正時代の1925年(大正14)に、東京放送局(現在のNHKの前身)が初の語学番組である語学講座「英語講座」の放送を開始した日です。
 語学番組(ごがくばんぐみ)は、ラジオ、テレビ、またはその他の受信機によって受信される形式で放送する語学に関連する番組です。大正時代の1925年(大正14年)7月20日に、NHK(日本放送協会)の前身である東京放送局の置かれた愛宕山から最初のラジオ英語講座が放送されました。
 翌年には、初等科と中等科に分かれ、英文学講座も短期的に開かれ、1931年(昭和6)には、受験講座英文解釈と受験講座和文英訳が開設されています。1933年(昭和8)に、英語講座初等科が基礎英語初等科となり、中等科が英語講座になりました。
 さらに、1935年(昭和10)には、英語会話講座が開かれ、これが、1938年(昭和13)には、実用英語会話と名前を変えています。しかし、1941年(昭和16)12月8日の太平洋戦争の開戦となる真珠湾攻撃の朝までで、打ち切られました。
 その後、太平洋戦中の4年間中断されましたが、1945年(昭和20)の敗戦後、わずか1ヶ月で再開され、9月から『実用英語会話』、11月から『基礎英語講座』の放送が始まります。さらに、1959年(昭和34)1月10日に、NHK東京教育テレビジョン(現在のEテレ)が開局してすぐの1月12日に、テレビの『英語会話』が始まりました。
 それからは、各国語の講座が開設されていき、2022年(令和4)4月現在では、NHKkのレギュラー放送では英語・中国語・フランス語・イタリア語・アラビア語・朝鮮語(”ハングル講座”)・ドイツ語・スペイン語・ロシア語・ポルトガル語・日本語の11言語(その内、アラビア語・ロシア語・ポルトガル語はラジオ講座のみ)を扱うようになっています。

〇現在放送されているNHKの語学番組

<NHK Eテレ>

・えいごであそぼ Meets the World
・えいごでがんこちゃん
・エイゴビート2
・ベーシック英語
・リトル・チャロ
・会話が続く!リアル旅英語
・#バズ英語〜SNSで世界をみよう~(2024年4月2日~)
・しあわせ気分のイタリア語(2023年10月2日~)
・しあわせ気分のフランス語(2023年10月3日~)
・しあわせ気分のドイツ語(2023年10月4日~)
・しあわせ気分のスペイン語(2023年10月5日~)
・中国語!ナビ(2024年4月6日~)
・ハングルッ!ナビ(2022年4月7日~)

<NHK ラジオ第2放送>

・小学生の基礎英語
・中学生の基礎英語レベル1
・中学生の基礎英語レベル2
・ラジオ英会話(2008年3月31日~)
・英会話タイムトライアル(2012年4月2日~)
・エンジョイ・シンプル・イングリッシュ(2014年3月31日~)
・ラジオビジネス英語(2021年3月29日~)
・ニュースで学ぶ「現代英語」(2022年4月4日~)
・まいにちドイツ語(2008年3月31日~)
・まいにちフランス語(2008年3月31日~)
・まいにちイタリア語(2008年3月31日~)
・まいにちスペイン語(2008年3月31日~)
・まいにち中国語(2008年3月31日~)
・まいにちロシア語(2008年3月31日~)
・まいにちハングル講座(2008年3月31日~)
・まいにちロシア語
・アラビア語講座
・ポルトガル語入門
・ポルトガル語ステップアップ

〇同じ日の過去の出来事(以前にブログで紹介した記事)

1866年(慶応2)江戸幕府第14代将軍徳川家茂の命日(新暦8月29日)詳細
1883年(明治16)公卿・政治家岩倉具視の命日詳細
1907年(明治40)豊国炭鉱(福岡県)で炭塵爆発事故により死者365人を出す詳細
1944年(昭和19)文部省が集団的な学童疎開の範囲を東京のほか12都市に拡大する詳細
1948年(昭和23年)「国民の祝日に関する法律」(祝日法)が公布・施行され9つの祝日が誕生する詳細
1975年(昭和50)沖縄国際海洋博覧会(沖縄海洋博)が開幕詳細
1977年(昭和52)農芸化学者藪田貞治郎の命日詳細
1990年(平成2)水族館「海遊館」(大阪府大阪市港区)が開館する詳細
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 今日は、昭和時代中期の1951年(昭和26)に、日本放送協会(NHK)の歌謡番組「第1回NHK紅白歌合戦」がラジオで放送された日です。
 NHK紅白歌合戦(えぬえいちけいこうはくうたがっせん)は、1951年(昭和26)から毎年、日本放送協会(NHK)が放送してきた男女対抗形式の大型音楽特別番組でした。当初は、ラジオの正月特別番組として放送されたのですが、1953年(昭和28)1月2日の第3回NHK紅白歌合戦でテレビでの実験放送が実施され、同年2月1日のテレビの本放送開始に伴って、同年の第4回から大晦日(12月31日)に変更されています。
 その年に活躍した男女の人気歌手が白組(男性)と紅組(女性)に分かれて勝ち負けを競ってきました。会場は第1~3回まで東京放送会館第1スタジオでしたが、その後日本劇場、東京宝塚劇場等を経て、1973年(昭和48)の第24回からは東京・渋谷の NHKホールから生中継されています。
 たいへんな人気番組となって、テレビ視聴率は、1963年 (昭和38) の第14回に、ビデオリサーチ社による視聴率調査が始まって以来の最高視聴率81.4%を記録しました。その後も高く、関東地区のビデオリサーチ社調査では、過去の視聴率ベスト10を独占していているものの、2006年(平成18)には 30%台にまで低下しています。

〇視聴率(しちょうりつ)とは?

 あるテレビの番組が、一定地域内のどれくらいの人または世帯で見られたかを示す割合のことで、世帯視聴率と個人視聴率がありますが、一般には前者を指してきました。尚、ラジオの場合は聴取率と言っています。
 調査方法としては、電話によるインタビュー、個人面接、日記による記録、特定の機械による方法などがありました。日本において歴史的には、1954年(昭和29)に「NHK放送文化研究所」が年に2回、訪問面接法による調査を開始したのが最初とされています。
 翌年には電通が年に4回、日記式のアンケートによる調査を始め(1963年1月まで)、1958年(昭和33)には社団法人中央調査社が日記式のアンケートによる調査を年に4回開始し、翌年には毎月に拡大しました。
 そして、1961年(昭和36)に外資系のニールセン社、翌年にはビデオ・リサーチ社が調査対象世帯に測定機を置く機械式調査を開始し、視聴率調査の主流となっていきます。
 ところが、2000年(平成12)にニールセン社が撤退し、現在では、ビデオリサーチ社が関西、名古屋、札幌、その他大都市地域でそれぞれ実施している機械式調査が中心となりました。その中で、NHKの放送世論調査所では年5回、日記式の全国個人視聴率調査をしてきています。
 2015年(平成27)から、関東地区においては、ビデオリサーチ社によるタイムシフト視聴率(録画して視聴するものも含めた視聴率)が提供されるようになりました。
 ちなみに、視聴率1%はほぼ100万人が視聴していることに相当するといわれ、商業放送では、広告料金の決定や広告効果測定に重要な要素となっています。しかし、行き過ぎた視聴率競争の結果、番組の質が低下しているとの批判も出されるようになりました。

☆過去のNHK紅白歌合戦視聴率ベスト10(関東地区・ビデオリサーチ社調査)

・第1位 81.4% 第14回NHK紅白歌合戦 1963年12月31日 
・第2位 80.6% 第23回NHK紅白歌合戦 1972年12月31日 
・第3位 80.4% 第13回NHK紅白歌合戦 1962年12月31日 
・第4位 78.1% 第35回NHK紅白歌合戦 1984年12月31日
・第4位 78.1% 第22回NHK紅白歌合戦 1971年12月31日 
・第4位 78.1% 第16回NHK紅白歌合戦 1965年12月31日 
・第7位 77.0% 第30回NHK紅白歌合戦 1979年12月31日 
・第7位 77.0% 第21回NHK紅白歌合戦 1970年12月31日 
・第7位 77.0% 第28回NHK紅白歌合戦 1977年12月31日
・第10位 76.9% 第19回NHK紅白歌合戦 1968年12月31日

〇同じ日の過去の出来事(以前にブログで紹介した記事)

976年(天延4)第67代の天皇とされる三条天皇の誕生日(新暦2月5日)詳細
985年(永観3)天台宗の僧・比叡山中興の祖良源の命日(新暦1月26日)詳細
1669年(寛文9)国学者・歌人で、国学の四大人の一人とされる荷田春満の誕生日(新暦2月3日)詳細
1740年(元文5)俳人で蕉門十哲の一人志太野坡の命日(新暦1月31日)詳細
1868年(慶応4)戊辰戦争の幕開けである鳥羽伏見の戦いが始まる(新暦1月27日)詳細
1870年(明治3)「神霊ヲ鎮祭スルノ詔」(鎮祭の詔)・「宣教使ヲ置クノ詔」(大教宣布の詔)が出される(新暦2月3日)詳細
1976年(昭和51)多国間条約である「経済的、社会的及び文化的権利に関する国際規約」が発効する詳細
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 今日は、昭和時代中期の1953年(昭和28)に、日本放送協会(NHK)の歌謡番組「第3回NHK紅白歌合戦」のテレビでの実験放送が実施された日です。
 NHK紅白歌合戦(えぬえいちけいこうはくうたがっせん)は、1951年(昭和26)から毎年、日本放送協会(NHK)が放送してきた男女対抗形式の大型音楽特別番組でした。当初は、ラジオの正月特別番組として放送されたのですが、1953年(昭和28)1月2日の第3回NHK紅白歌合戦でテレビでの実験放送が実施され、同年2月1日のテレビの本放送開始に伴って、同年の第4回から大晦日(12月31日)に変更されています。
 その年に活躍した男女の人気歌手が白組(男性)と紅組(女性)に分かれて勝ち負けを競ってきました。会場は第1~3回まで東京放送会館第1スタジオでしたが、その後日本劇場、東京宝塚劇場等を経て、1973年(昭和48)の第24回からは東京・渋谷の NHKホールから生中継されています。
 たいへんな人気番組となって、テレビ視聴率は、1963年 (昭和38) の第14回に、ビデオリサーチ社による視聴率調査が始まって以来の最高視聴率81.4%を記録しました。その後も高く、関東地区のビデオリサーチ社調査では、過去の視聴率ベスト10を独占していているものの、2006年(平成18)には 30%台にまで低下しています。

〇視聴率(しちょうりつ)とは?

 あるテレビの番組が、一定地域内のどれくらいの人または世帯で見られたかを示す割合のことで、世帯視聴率と個人視聴率がありますが、一般には前者を指してきました。尚、ラジオの場合は聴取率と言っています。
 調査方法としては、電話によるインタビュー、個人面接、日記による記録、特定の機械による方法などがありました。日本において歴史的には、1954年(昭和29)に「NHK放送文化研究所」が年に2回、訪問面接法による調査を開始したのが最初とされています。
 翌年には電通が年に4回、日記式のアンケートによる調査を始め(1963年1月まで)、1958年(昭和33)には社団法人中央調査社が日記式のアンケートによる調査を年に4回開始し、翌年には毎月に拡大しました。
 そして、1961年(昭和36)に外資系のニールセン社、翌年にはビデオ・リサーチ社が調査対象世帯に測定機を置く機械式調査を開始し、視聴率調査の主流となっていきます。
 ところが、2000年(平成12)にニールセン社が撤退し、現在では、ビデオリサーチ社が関西、名古屋、札幌、その他大都市地域でそれぞれ実施している機械式調査が中心となりました。その中で、NHKの放送世論調査所では年5回、日記式の全国個人視聴率調査をしてきています。
 2015年(平成27)から、関東地区においては、ビデオリサーチ社によるタイムシフト視聴率(録画して視聴するものも含めた視聴率)が提供されるようになりました。
 ちなみに、視聴率1%はほぼ100万人が視聴していることに相当するといわれ、商業放送では、広告料金の決定や広告効果測定に重要な要素となっています。しかし、行き過ぎた視聴率競争の結果、番組の質が低下しているとの批判も出されるようになりました。

☆過去のNHK紅白歌合戦視聴率ベスト10(関東地区・ビデオリサーチ社調査)

・第1位 81.4% 第14回NHK紅白歌合戦 1963年12月31日 
・第2位 80.6% 第23回NHK紅白歌合戦 1972年12月31日 
・第3位 80.4% 第13回NHK紅白歌合戦 1962年12月31日 
・第4位 78.1% 第35回NHK紅白歌合戦 1984年12月31日
・第4位 78.1% 第22回NHK紅白歌合戦 1971年12月31日 
・第4位 78.1% 第16回NHK紅白歌合戦 1965年12月31日 
・第7位 77.0% 第30回NHK紅白歌合戦 1979年12月31日 
・第7位 77.0% 第21回NHK紅白歌合戦 1970年12月31日 
・第7位 77.0% 第28回NHK紅白歌合戦 1977年12月31日
・第10位 76.9% 第19回NHK紅白歌合戦 1968年12月31日

〇同じ日の過去の出来事(以前にブログで紹介した記事)

1268年(文永5)蒙古の使者が来朝し、大宰府で「大蒙古国皇帝奉書(蒙古国牒状)」等を受け取る(新暦1月17日)詳細
1871年(明治4)蘭学者・医者伊東玄朴の命日(新暦2月20日)詳細
1912年(明治45)生理学者・東京慈恵会医科大学長名取礼二の誕生日詳細
1926年(大正15)彫刻家長江録弥の誕生日詳細
1942年(昭和17)「興亜奉公日」に代えて毎月8日を「大詔奉戴日」とすることが閣議決定される詳細
1976年(昭和51)小説家・作詞家檀一雄の命日詳細
1991年(平成3)詩人・小説家野間宏の命日詳細
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 今日は、大正時代の1926年(大正15)に、社団法人日本放送協会(NHK)が設立された日です。
 日本放送協会(NHK)(にほんほうそうきょうかい)は、日本で唯一の公共放送を担う事業者で、略称を「NHK(エヌ・エイチ・ケイ)」と呼んでいます。1925年(大正14)3月22日、社団法人東京放送局が仮放送を開始し、同年中に大阪、名古屋も開局しましたが、1926年(大正15)8月6日に3局が一本化し、8月20日に社団法人日本放送協会が設立されました。
 その後、日本各地に放送局が設立されて、全国でラジオ放送が聞けるようになっていきます。しかし、戦時下での国家統制により、銃後を担う宣伝媒体ともされました。戦後は、連合国軍総司令部(GHQ)の管理下に置かれ、放送制度改革が進められます。
 そして、1950年(昭和25)6月に制定された「放送法」により、特殊法人として再出発することになりました。1953年(昭和28)2月から日本初のテレビ本放送を開始し、1957年12月からはFM実験放送を開始、1959年1月には教育テレビを開局します。
 1960年(昭和35)9月には、カラーテレビ本放送も始まり、1987年(昭和62)から衛星放送を開始しました。さらに、2000年(平成12)に衛星デジタルテレビ放送を始め、2003年(平成15)には、地上デジタルテレビ放送も開始されます。
 現在、国内放送では、<ラジオ>NHKラジオ第1放送、NHKラジオ第2放送、<テレビ>NHK-FM放送、NHK総合テレビジョン、NHKEテレ、NHK BS1、NHK BSプレミアム 、海外放送では、NHKワールド・ラジオ日本、NHKワールドTV(英語放送専門)、NHKワールドプレミアム(日本語放送専門)が放映されています。

〇日本放送協会(NHK)関係略年表

・1923年(大正12)12月 逓信省が「放送用私設無線電話規則」を制定する
・1925年(大正14)3月22日 東京芝浦の東京高等工芸学校内に設けた放送施設から仮放送を開始(放送記念日)する
・1925年(大正14)6月1日 大阪放送局で、仮放送を開始する
・1925年(大正14)7月12日 東京府東京市芝区(現在の東京都港区)の愛宕山からの本放送が開始(出力1kWのWE社製送信機を使用)される
・1925年(大正14)7月15日 社団法人名古屋放送局が放送を開始する
・1926年(大正15)8月6日、東京、大阪、名古屋の3局が一本化することとなる
・1926年(大正15)8月20日 社団法人日本放送協会が設立される
・1950年(昭和25)6月 「放送法」により、特殊法人として再出発することになる
・1953年(昭和28)2月 日本初のテレビ本放送を開始する
・1957年(昭和32)12月 FM実験放送を開始する
・1959年(昭和34)1月 教育テレビを開局する
・1960年(昭和35)9月 カラーテレビ本放送が始まる
・1987年(昭和62) 衛星放送を開始する
・2000年(平成12) 衛星デジタルテレビ放送を開始する
・2003年(平成15) 地上デジタルテレビ放送を開始する

〇同じ日の過去の出来事(以前にブログで紹介した記事)

1241年(仁治2)公家・歌人藤原定家の命日(新暦9月26日)詳細
1573年(天正元)織田信長との一乗谷城の戦いに敗れた朝倉義景が自決する(新暦9月16日)詳細
1610年(慶長15)武将・大名・歌人細川幽斎(藤孝)の命日(新暦10月6日)詳細
1842年(天保13)滝沢馬琴が長篇小説『南総里見八犬伝』98巻を完成(完成まで28年)させる(新暦9月24日)詳細
1900年(明治33)義務教育無償の原則を明示した「第三次小学校令」が公布(同年9月1日施行)される詳細
1905年(明治38)映画監督成瀬巳喜男の誕生日詳細
1941年(昭和16)高村光太郎が、妻智恵子を偲んで編纂された詩集『智恵子抄』が刊行される詳細
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 今日は、昭和時代前期の1936年(昭和11)に、日本放送協会(NHK)のラジオ放送で「国民歌謡」が開始された日です。
 国民歌謡(こくみんかよう)は、昭和時代前期の1936~1941年の間、日本放送協会(NHK)のラジオ放送で、月曜~土曜の午後0時35分から5分間、新しく作った曲を1週間連続して流した番組でした。前身は、新歌謡曲で、第1回は、1936年(昭和11)4月29日に、「夜明けの唄」、「防人のうた」、「早春の物語」、「乙女の唄」、「心のふるさと」、「野薔薇の歌」、「希望の船」、「旅から旅へ」の8曲が流され、第2回は、同年5月17日に、「祖国の愛」、「ヨットの唄」、「若き妻」、「娘田草船」、「若葉のハイキングに」、「日本よい国」の6曲が流されます。
 それが、好評だったので、同年6月1日より、国民歌謡という名で、定期放送化され、全国に大反響を起こしました。当初は、誰もが愛唱できる明るく健全な歌をと放送局が依頼し制作されたものたったものの、1937年(昭和12)の国民精神総動員、日中戦争の勃発などに伴い、次第に戦時色の強い「戦時歌謡」が増加し、1939年(昭和14)頃になると「愛国行進曲」など、軍や各官庁からの依頼よる曲が増え、国策的な色合いを強めていきます。
 この中から、「朝」(作詞:島崎藤村、作曲:小田進吾)、「椰子の実」(作詞:島崎藤村、作曲:大中寅二)、「夜明けの歌」(作詞:貴志邦三、作曲:内田元)、「春の唄」(作詞:貴志邦三、作曲:内田元)などの名曲を生みました。その後、1941年2月12日~12月8日の期間は「われらのうた」と名前が変わり、さらに、1945年(昭和20)8月15日の敗戦までは、「国民合唱」となり、戦後は、「ラジオ歌謡」に受け継がれています。

〇国民歌謡一覧

・「日本よい国」歌手:奥田良三、作詞:今中楓渓、作曲:服部良一
・「朝」歌手:永田絃次郎、作詞:島崎藤村、作曲:小田進吾
・「椰子の実」歌手:東海林太郎、作詞:島崎藤村、作曲:大中寅二
・「光は東方より」歌手:東京リーダー・ターフェル・フェライン、作詞:土井晩翠、作曲:陸軍戸山学校軍楽隊
・「愛国機」歌手:東京リーダー・ターフェル・フェライン、作詞:佐藤惣之助、作曲:陸軍戸山学校軍楽隊
・「走れ大地を」歌手:川崎豊、作詞:斎藤竜、作曲:山田耕筰
・「あげよ日の丸」歌手:川崎豊、作詞:山本槐二、作曲:山田耕筰
・「起てよ若人」歌手:川崎豊、作詞:末廣厳太郎、作曲:中山晋平
・「朝顔の唄」歌手:四家文子、作詞:佐藤惣之助、作曲:古関裕而
・「我が家の唄」歌手:井上ケイ子、作詞:西條八十、作曲:山田耕筰
・「海の若人」歌手:大阪放送合唱団、作詞:佐藤惣之助、作曲:橘静雄
・「嫁ぐ日近く」歌手:月村光子、作詞:貴志邦三、作曲:宮原康郎
・「祖国の柱」歌手:内田栄一、作詞:大木惇夫、作曲:服部良一
・「日本よい国」歌手:松島詩子・林伊佐緒、作詞:中央教化団体連合選、作曲:中央教化団体連合選
・「おお大和撫子」歌手:阿部幸次、作詞:西條八十、作曲:佐々木すぐる
・「邦人一如の歌」歌手:伊藤武雄、作詞:北原白秋、作曲:山田耕筰
・「落葉松」歌手:瀧田菊江、作詞:北原白秋、作曲:長村金二
・「朝霧夜霧」歌手:大阪放送合唱団、作詞:相馬御風、作曲:藤井清水
・「希望の乙女」歌手:関種子、作詞:大木惇夫、作曲:須藤五郎
・「心の子守唄」歌手:関種子、作詞:稲野静哉、作曲:宮原禎次
・「願い」歌手:大和田愛羅、作詞:山沢睦子、作曲:大和田愛羅
・「野ゆき山ゆき」歌手:大和田愛羅、作詞:九条武子、作曲:瀬戸口藤吉
・「日の出島」歌手:内田栄一、作詞:佐藤惣之助、作曲:内田元
・「国旗掲揚の歌」歌手:木下保、作詞:乗杉嘉寿、作曲:下総皖一
・「白すみれ」歌手:平井美奈子、作詞:薄田泣童、作曲:小田進吾
・「スキーの唄」歌手:楠木繁夫、作詞:白鳥省吾、作曲:大村能章
・「ふるさとの」歌手:三浦静子、作詞:三木露風、作曲:斎藤佳三
・「むかしの仲間」歌手:奥田良三、作詞:木下杢太郎、作曲:山田耕筰
・「春の唄」歌手:月村光子、作詞:貴志邦三、作曲:内田元
・「牡蠣の殻」歌手:立松房子、作詞:浦原有明、作曲:大中寅二
・「総選挙の歌」歌手:オリオンコール、作詞:土井晩翠、作曲:橋本国彦
・「靖国神社の歌」歌手:東京リーダー・ターフェル・フェライン、作詞:渋谷俊、作曲:小松耕輔
・「靖国神社の歌」歌手:東京リーダー・ターフェル・フェライン、作詞:田巻秋虹、作曲:陸軍戸山学校軍楽隊
・「靖国神社招魂祭の歌」歌手:東京リーダー・ターフェル・フェライン、作詞:岩本平太郎、作曲:海軍軍楽隊
・「招魂祭に」歌手:小森智慧子、作詞:渋谷俊、作曲:小松耕輔
・「新鉄道唱歌」歌手:加藤梅子・中野忠晴、作詞:土岐善麿、作曲:堀内敬三
・「村の少女」歌手:関種子、作詞:貴志邦三、作曲:富永三郎
・「炉辺の歌」歌手:内田栄一、作詞:前田鉄之助、作曲:福井文彦
・「母の歌」歌手:関種子、作詞:板谷節子、作曲:橋本国彦
・「奥の細道」歌手:内田栄一、作詞:斎藤四郎、作曲:内田元
・「新鉄道唱歌(東海道)」歌手:ヴォーカル・フォア合唱団、作詞:西條八十、作曲:堀内敬三
・「航空愛国の歌」歌手:ヴォーカル・フォア合唱団、作詞:沢登静夫、作曲:山田耕筰
・「Aの字の歌」歌手:平井英子、作詞:与謝野晶子、作曲:飯田信夫
・「筏流し」歌手:徳山璉、作詞:門叶三千男、作曲:宮原康郎
・「母恋し」歌手:佐藤千夜子、作詞:西條八十、作曲:中山晋平
・「新鉄道唱歌(伊勢路)」歌手:オリオンコール、作詞:佐々木信綱、作曲:堀内敬三
・「乙女の春」歌手:三浦静子、作詞:今中楓渓、作曲:森正男
・「旅人」歌手:木下保、作詞:三好達治、作曲:下総皖一
・「新鉄道唱歌(尾張美濃近江路)」歌手:木下保、作詞:佐々木信綱、作曲:堀内敬三
・「護れわが空」歌手:藤堂顕一郎、作詞:佐藤惣之助、作曲:内田元
・「山は呼ぶ野は呼ぶ海は呼ぶ」歌手:外山国彦、作詞:北原白秋、作曲:小田進吾
・「征けよますらお」歌手:阿部幸次、作詞:土岐善麿、作曲:堀内敬三
・「航空決死兵」歌手:関種子、作詞:稲野静哉、作曲:内田元
・「新鉄道唱歌(近畿)」歌手:ユーフォニックコーラス、作詞:与謝野晶子、作曲:堀内敬三
・「爆発点盧溝橋」歌手:サンマルテ合唱団、作詞:大木惇夫、作曲:飯田信夫
・「千人針」歌手:サンマルテ合唱団、作詞:サトウ・ハチロー、作曲:乗松昭博
・「愛の千人針」歌手:井崎嘉代子、作詞:塚本篤夫、作曲:弘田龍太郎
・「北平入城」歌手:永田絃次郎、作詞:福士幸次郎、作曲:伊藤昇
・「行けよつわもの」歌手:永田絃次郎、作詞:作間喬宣、作曲:AK文芸部
・「防護団団歌」歌手:オリオンコール、作詞:北原白秋、作曲:陸軍戸山学校軍楽隊
・「空軍の花」歌手:オリオンコール、作詞:相馬御風、作曲:高木東六
・「少年航空兵」歌手:月村光子、作詞:南江二郎、作曲:内田元
・「沈黙の凱旋に寄す」歌手:月村光子、作詞:新居あずま、作曲:服部良一
・「無敵立体戦(呉淞陥落)」歌手:東京リーダー・ターフェル・フェライン、作詞:西條八十、作曲:飯田信夫
・「守れ空を」歌手:東京リーダー・ターフェル・フェライン、作詞:佐々木信綱、作曲:弘田龍太郎
・「送別歌」歌手:牧瀬数江・荒川愛子作詞:佐藤春夫、作曲:宮城道雄
・「利鎌の光」歌手:四家文子、作詞:相馬御風、作曲:中山晋平
・「愛国の花」歌手:渡辺はま子、作詞:福田正夫、作曲:古関裕而
・「戦勝の歌」歌手:東海林太郎、作詞:大江素天、作曲:大村能章
・「みのり」歌手:船橋富美子、作詞:川島実太郎、作曲:成田為三
・「のぞみ」歌手:船橋富美子、作詞:山田千之、作曲:藤井清水
・「まどい」歌手:船橋富美子、作詞:西村秀樹、作曲:草川信
・「かもめ」歌手:奥田良三、作詞:室生犀星、作曲:草川信
・「降魔の利剣」歌手:奥田良三、作詞:土井晩翠、作曲:深海善次
・「時雨」歌手:中村淑子、作詞:与謝野寛、作曲:本居長子
・「勝って兜の」歌手:ヴォーカル・フォア合唱団、作詞:土岐善麿、作曲:乗松昭博
・「海ゆかば」歌手:松山芳野里、作詞:大伴氏信立、作曲:信時潔
・「その火絶やすな」歌手:阿部幸次、作詞:北原白秋、作曲:中山晋平
・「国民精神の歌」歌手:オリオンコール、作詞:文部省、作曲:近衛秀麿
・「南京にあがる凱歌」歌手:内田栄一、作詞:BK文芸部、作曲:山田耕筰
・「愛国行進曲」歌手:東京リーダー・ターフェル・フェライン、作詞:森川幸吉、作曲:瀬戸口藤吉
・「金槐集より(山はさけ)」歌手:東京シンフォニック・コーラス、作詞:源実朝、作曲:佐々木すぐる
・「子等を思う歌」歌手:東京シンフォニック・コーラス、作詞:山上憶良、作曲:萩原栄一
・「戦勝の春」歌手:東京シンフォニック・コーラス、作詞:河井酔茗、作曲:小田進吾
・「黎明東亜曲」歌手:四家文子、作詞:佐藤春夫、作曲:橋本国彦
・「月の夜更けに」歌手:鈴木富美子、作詞:野田代志夫、作曲:斎藤佳三
・「軍国子守唄」歌手:四家文子、作詞:伊藤松雄、作曲:深海善次
・「平和なる村」歌手:奥田良三、作詞:葛原しげる、作曲:梁田貞
・「春を待つ」歌手:西川温子、作詞:葛原しげる、作曲:梁田貞
・「ことしの桜」歌手:西川温子、作詞:白鳥省吾、作曲:藤井清水
・「日本刀の歌」歌手:浅野常七、作詞:西條八十、作曲:小田進吾
・「皇御国」歌手:ヴォーカル・フォア合唱団、作詞:文部省選、作曲:文部省選
・「新鉄道唱歌(上野-仙台)」歌手:ヴォーカル・フォア合唱団、作詞:土井晩翠、作曲:杉山長谷雄
・「子守唄」歌手:谷口露子、作詞:三好達治、作曲:岡野貞一
・「若葉の歌」歌手:ホワイト合唱団、作詞:室生犀星、作曲:梁田貞
・「徐州陥落」歌手:オリオンコール、作詞:AK文芸部、作曲:Ak文芸部
・「新鉄道唱歌(高崎-直江津)」歌手:鉄道省混声合唱団、作詞:相馬御風、作曲:杉山長谷雄
・「昼」歌手:永田絃次郎、作詞:島崎藤村、作曲:小田進吾
・「航空唱歌(東京-大阪)」歌手:リーゼル・グルッペ、作詞:西條八十、作曲:山田耕筰
・「グライダー日本」歌手:リーゼル・グルッペ、作詞:佐藤惣之助、作曲:服部逸郎
・「黎明勤労の歌」歌手:豊島珠江、作詞:稲野静哉、作曲:長谷川良夫
・「遂げよ聖戦」歌手:大阪放送合唱団、作詞:柴野為亥知 長津義司
・「万歳ヒットラーユーゲント」歌手:大日本連合青年団、作詞:北原白秋、作曲:高階哲夫
・「航空唱歌(東京-新京) 」歌手:東京瓦斯電気工業合唱団、作詞:西條八十、作曲:山田耕筰
・「国こぞる」歌手:大日本連合女子青年団、作詞:金子基子、作曲:信時潔
・「大日本の歌」歌手:三越バサニア合唱団、作詞:芳賀秀次郎、作曲:東京音楽学校
・「傷痍の勇士」歌手:大阪放送合唱団、作詞:土岐善麿、作曲:堀内敬三
・「新鉄道唱歌(直江津-金沢)」歌手:鉄道省混声合唱団、作詞:相馬御風、作曲:杉山長谷雄
・「国に誓う」歌手:ヴォーカル・フォア合唱団、作詞:野口米次郎、作曲:信時潔
・「白百合」歌手:高島屋女子合唱団、作詞:西條八十、作曲:大中寅二
・「職場の歌(女子用)」歌手:大阪放送合唱団、作詞:白鳥省吾、作曲:明本京静
・「大建設の歌」歌手:ユーフォニックコーラス、作詞:柴野為亥知、作曲:大沼哲
・「愛馬進軍歌」歌手:帝都男声合唱団、作詞:久保井信夫、作曲:新城正一
・「ヒュッテの夜」歌手:青山学院グリークラブ、作詞:深田久弥、作曲:高木東六
・「振え日本国民」歌手:東京市教員合唱団、作詞:河井粋茗、作曲:田村虎蔵

〇同じ日の過去の出来事(以前にブログで紹介した記事)

980年(天元3)第66代の天皇とされる一条天皇の誕生日(新暦7月15日)詳細
1837年(天保8)生田万の乱が失敗し、国学者生田万が自刃する(新暦7月3日)詳細
1875年(明治8)日本初の気象台「東京気象台」が設置され、気象と地震の観測が開始される(気象記念日)詳細
1903年(明治36)日本最初の洋風近代式公園として、東京の日比谷公園が開園する詳細
1949年(昭和24)「日本国有鉄道法」が施行され、日本国有鉄道(国鉄)が運輸省から独立して公社化して発足する詳細
1957年(昭和32)「自然公園法」が制定される詳細
1965年(昭和40)三井山野炭鉱(福岡県)でガス爆発事故があり、死者237人、負傷者38人を出す詳細
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