DISCOVERJAPANstamp01
 今日は、昭和時代後期の1970年(昭和45)に、国鉄が「ディスカバー・ジャパン」キャンペーンを開始した日です。
 「ディスカバー・ジャパン」キャンペーン(でぃすかばー・じゃぱんきゃんぺーん)は、1970年(昭和45)10月14日~1976年(昭和52)12月まで、6年2ヶ月間に渡って、国鉄で行われた全国キャンペーンで、副題は「美しい日本と私」でした。大阪万博の終了から1ヶ月がたった「鉄道の日」に開始されましたが、万博後にやってくる輸送力の落ち込みをどうカバーするかという視点から、個人旅行客の増大を目的に始められます。
 これに合わせて、従来の観光ポスターとは一線を画 した、特徴的なポスターが作成され、各駅などに掲示されました。また、“DISCOVER JAPAN”スタンプ(通称:DJスタンプ)が全国約1,400駅(船舶内・自動車駅を含む)に設置され、専用のスタンプ台も置かれ、駅のキオスクで、国鉄監修の「スタンプノート」も発売されてブームとなり、駅のスタンプが本格的に広まることになります。
 さらに、キャンペーン開始と同時に、レディメイド版の周遊範囲を限定して、安価・短期間の旅行に適した「ミニ周遊券」が設定されました。その他、機関紙の発行、新聞での特集記事、テレビ番組(紀行番組「遠くへ行きたい」)の設定などが、キャンペーンを盛り上げるために実行されます。特に、主要30駅(上野駅や東京駅など)の駅前には、3年間の期間限定で「ディスカバー・ジャパン・タワー」が設置されました。
 このキャンペーンは、1976年(昭和52)12月に終了したものの、1977年(昭和52)1月6日からは、「一枚のキップから」キャンペーンが開始されています。

〇国鉄時代の旅行キャンペーン

●「ディスカバー・ジャパン」1970年(昭和45)10月14日~1976年(昭和51)12月
 ・ポスターが作成され、駅などに掲示される
 ・機関紙の発行、新聞での特集記事、テレビ番組(紀行番組「遠くへ行きたい」)の設定などが行われる
 ・ミニ周遊券が設定される
 ・“DISCOVER JAPAN”スタンプ(通称:DJスタンプ)が全国の約1,400駅(船舶内・自動車駅を含む)にスタンプ第と共に設置され、国鉄監修の「スタンプノート」が販売される
●「一枚のきっぷから」1977年(昭和52)1月6日~1978年(昭和53)11月3日
 ・ポスターが作成され、駅などに掲示される
 ・小林啓子が歌った『レイルウェイ・ララバイ ~一枚のキップから~』をキャンペーンソングとする
 ・“一枚のきっぷから”スタンプが全国の297駅に設置され、国鉄監修の「スタンプノート」が販売される
●「いい日 旅立ち」1978年(昭和53)11月4日~1984年(昭和59)1月31日
 ・ポスターが作成され、駅などに掲示される
 ・山口百恵が歌う『いい日旅立ち』をキャンペーンソングとする
 ・“いい日 旅立ち”スタンプが主要駅に設置され、国鉄監修の「スタンプノート」が販売される
●「エキゾチック・ジャパン」1984年(昭和59)2月1日~1987年(昭和62)3月31日
 ・ポスターが作成され、駅などに掲示される
 ・郷ひろみが歌う『2億4千万の瞳』をキャンペーンソングとする

〇同じ日の過去の出来事(以前にブログで紹介した記事)

1712年(正徳2)江戸幕府第6代将軍徳川家宣の命日(新暦11月12日)詳細
1867年(慶応3)第15代将軍徳川慶喜が朝廷に政権返上し、大政奉還される(新暦11月9日)詳細
1873年(明治6)祝祭日を定める太政官布告「年中祭日祝日ノ休暇日ヲ定ム」が発布される詳細
1951年(昭和26)ルース台風(昭和26年台風第15号)が九州に上陸し、大きな被害をもたらす詳細
1986年(昭和61)洋画家荻須高徳の命日詳細
2007年(平成19)埼玉県さいたま市大宮区に鉄道博物館が開館する詳細