
1964年(昭和39)に運輸大臣が路線の基本計画を定め、日本鉄道建設公団(鉄道公団)に対して工事実施計画を指示、1968年(昭和43)には、六日町において北越北線起工式が挙行されました。しかし、1980年(昭和55)に「日本国有鉄道経営再建促進特別措置法」(国鉄再建法)が施行され、工事が凍結となってしまいます。そこで、1983年(昭和58)に北越北線建設促進期成同盟会総会において、田中角栄元首相から第三セクター化の構想が提示され、翌年の8月30日に、第三セクター方式の北越急行株式会社が設立されました。
それにより、1985年(昭和60)に鉄道公団により工事が再開し、1997年(平成9)3月22日に、ほくほく線の六日町駅~犀潟駅間が開業し、同線を経由する特急「はくたか」の運転(JR線と相互直通運転)を開始しています。その後、2015年(平成27)3月14日の北陸新幹線の長野駅~金沢駅間開業に伴い、特急「はくたか」の運行を終了し、新たにHK100形を使用した最速達列車として超快速「スノーラビット」を運転するようになりました。
乗客が減少し、赤字が続く中で、2023年(令和5)3月18日には、超快速列車を含む全ての快速列車及び、大池いこいの森駅通過の普通列車といった、六日町駅~犀潟駅間の線内で通過運転を行う定期列車が全廃され、各駅停車となっています。
〇同じ日の過去の出来事(以前にブログで紹介した記事)
646年(大化2) | 「薄葬令」が発布される(新暦4月12日) | 詳細 |
1898年(明治31) | 『時事新報』に、福沢諭吉が執筆したとされる、社説「支那人親しむ可し」が掲載される | 詳細 |
1925年(大正14) | 東京放送局(現在のNHK東京放送局)がラジオ仮放送を開始する(放送記念日) | 詳細 |
1943年(昭和18) | 童話作家新見南吉の命日 | 詳細 |
2005年(平成17) | 建築家・都市計画家・工学博士丹下健三の命日 | 詳細 |
2007年(平成19) | 小説家・経済学者城山三郎の命日 | 詳細 |