ガウスの歴史を巡るブログ(その日にあった過去の出来事)

 学生時代からの大の旅行好きで、日本中を旅して回りました。その中でいろいろと歴史に関わる所を巡ってきましたが、日々に関わる歴史上の出来事や感想を紹介します。Yahooブログ閉鎖に伴い、こちらに移動しました。

タグ:石橋正二郎

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 今日は、昭和時代中期の1952年(昭和27)に、ブリヂストン(株)創業者の石橋正二郎が、ブリヂストン美術館(現在のアーティゾン美術館)を開設し、自身のコレクションを公開した日です。
 アーティゾン美術館(あーてぃぞんびじゅつかん)は、東京都中央区京橋にある私立美術館で、公益財団法人石橋財団が運営しています。昭和時代中期の1952年(昭和27)1月8日に、ブリヂストン(株)創業者の石橋正二郎が、新築のブリヂストンビル2階に、ブリヂストン美術館を開設し、自身のコレクションを公開したのに始まりました。
 1956年(昭和31)に、石橋財団が設立されて運営を開始し、1961年(昭和36)に、石橋所蔵の美術品の大半を受贈します。2015年(平成27)月18日より、ビルの建て替えに伴う新築工事のため、長期休館となり、2019年(令和元)7月1日にミュージアムタワー京橋が竣工、その1~6階部分を利用し、翌年1月18日に、アーティゾン美術館と改称して開館しました。
 カミーユ・コロー、ピエール=オーギュスト・ルノアールなど19世紀フランスの印象主義絵画、パブロ・ピカソなどの 20世紀の西洋近代美術、および青木繁など明治以降の日本の洋画を中心に約2,800点を収蔵しています。

<主要な収蔵品>

・レンブラント・ファン・レイン『聖書あるいは物語に取材した夜の情景』1626-28年
・カミーユ・コロー『ヴィル・ダヴレー』1835-40年
・オノレ・ドーミエ『山中のドン・キホーテ』1850年頃
・ギュスターヴ・クールベ『雪の中を駆ける鹿』1856-57年頃
・エドガー・ドガ『レオポール・ルヴェールの肖像』1874年頃
・ピエール=オーギュスト・ルノワール『すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢』1876年
・カミーユ・ピサロ『菜園』1878年
・エドゥアール・マネ『自画像』1878-79年
・アルフレッド・シスレー『サン=マメス、六月の朝』1884年
・フィンセント・ファン・ゴッホ『モンマルトルの風車』1886年
・ポール・ゴーギャン『乾草』1889年
・ギュスターヴ・モロー『化粧』1885年-1890年
・ポール・セザンヌ『サント=ヴィクトワール山とシャトー・ノワール』1904-06年
・モーリス・ド・ヴラマンク『運河船』1905-06年
・クロード・モネ『黄昏、ヴェネツィア』1908年
・アメデオ・モディリアーニ『若い農夫』1918年頃
・モーリス・ドニ『バッカス祭』1820年
・ジョルジュ・ルオー『郊外のキリスト』1920-24年
・パブロ・ピカソ『腕を組んですわるサルタンバンク』1923年
・パウル・クレー『島』1932年
・アンリ・マティス『青い胴着の女』1935年
・藤島武二『黒扇』(国指定重要文化財)1908-09年
・山下新太郎『読書』1908年
・藤田嗣治『猫のいる静物』1939-40年
・小出楢重『帽子をかぶった自画像』1924年
・中村彝『自画像』1909年
・佐伯祐三『テラスの広告』1927年
・関根正二『子供』1919年

〇アーティゾン美術館(ブリヂストン美術館)関係略年表

・1952年(昭和27)1月8日 株式会社ブリヂストンの創業者・石橋正二郎が、新築のブリヂストンビル2階にブリヂストン美術館を開設し、自身のコレクションを公開する
・1956年(昭和31) 財団法人石橋財団が設立され、ブリヂストン美術館はその運営下に入る
・1957年(昭和32) 「世界現代芸術展」を開催する
・1959年(昭和34) 全面改修により、延べ床面積が8割増加し2,413㎡になる
・1961年(昭和36) 石橋正二郎より石橋コレクションの大半を受贈する
・1962年(昭和37) パリ国立近代美術館にて「石橋コレクション展」が開催される
・1972年(昭和47) ブリヂストン美術館開館20周年記念「青木繁」展を開催する
・1976年(昭和51) ブリヂストン美術館の創設者、石橋正二郎が亡くなる
・1980年(昭和55) ピカソ「腕を組んですわるサルタンバンク」を購入する
・1987年(昭和62) ルノワール「すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢」を購入する
・1989年(平成元) 「ギュスターヴ・クールベ展」を開催する
・1994年(平成6) 「モネ展」を開催し「睡蓮」などの連作を展示する
・1996年(平成8) 入館者数500万人を突破する
・1999年(平成11) 大規模な内装リニューアルを実施、延べ床面積は2,924平方メートルになる
・2001年(平成13) 「ルノワール展」を開催、過去最高の33万人余の入場者を集める
・2002年(平成14) ブリヂストン美術館開館50周年記念「コレクター石橋正二郎」展、「藤島武二」展を開催する
・2004年(平成16) 土曜講座2000回を突破する
・2005年(平成17) 石橋財団創設50周年を記念し、ポロック「Number 2, 1951」を購入する
・2006年(平成18) 石橋財団創設50周年記念「雪舟からポロックまで」展、「坂本繁二郎」展を開催する
・2011年(平成23) カイユボット「ピアノを弾く若い男」を購入する
・2012年(平成24) 石橋財団を公益財団法人に移行、ブリヂストン美術館開館60周年記念「パリへ渡った『石橋コレクション』1962年、春」展、「ドビュッシー−音楽と美術」展、「あなたに見せたい絵があります。」展を開催する
・2013年(平成25) 「カイユボット展」を開催する
・2015年(平成27) 「ベスト・オブ・ザ・ベスト」展を開催、ビルの建て替えに伴う新築工事のため、5月18日より長期休館となる
・2016年(平成28) 石橋美術館の運営を久留米市に返還し、久留米市美術館に改名する
・2017年(平成29) オランジュリー美術館、パリにて「ブリヂストン美術館の名品-石橋財団コレクション」展を開催する
・2018年(平成30) 2019年7月のブリヂストン美術館館名変更 (アーティゾン美術館へ)と、2020年1月の 新美術館開館について発表する
・2019年(令和元)7月1日 ミュージアムタワー京橋が竣工する
・2020年(令和2)1月18日 アーティゾン美術館として開館する

〇同じ日の過去の出来事(以前にブログで紹介した記事)

1173年(承安3)華厳宗の学僧明恵の誕生日(新暦2月21日)詳細
1642年(寛永19)説教僧・茶人・文人安楽庵策伝の命日(新暦2月7日)詳細
1646年(正保3)江戸幕府5代将軍徳川綱吉の誕生日(新暦2月23日)詳細
1892年(明治25)詩人・歌人・フランス文学者・翻訳家堀口大学の誕生日詳細
1912年(明治45)映画監督今井正の誕生日詳細
1920年(大正9)医師・生化学者・分子生物学者早石修の誕生日詳細
1917年(大正6)農芸化学者・富山県立技術短大学長田村三郎の誕生日詳細
1941年(昭和16)陸軍大臣東條英機によって、陸訓第一号「戦陣訓」が発表される詳細
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toukyoukokuritsukindaibijyu
 今日は、昭和時代中期の1952年(昭和27)に、ブリヂストン創業者の石橋正二郎より旧日活会館の建物の寄贈を受けて改装し、国立近代美術館(現在の東京国立近代美術館)が中央区京橋に開館した日です。
 東京国立近代美術館(とうきょうこくりつきんだいびじゅつかん)は、東京都千代田区北の丸公園内にある近代美術館です。前身は、1952年(昭和27)にブリヂストン創業者の石橋正二郎より旧日活会館の建物の寄贈を受け、改装して中央区京橋に開館した「国立近代美術館」で、1963年(昭和38)に設置した、京都分館が1967年(昭和42)に「京都国立近代美術館」として独立したため、現名称となりました。
 1969年(昭和44)6月11日に、石橋正二郎個人の寄付により、工学博士谷口吉郎設計の新しい建物が出来、現在地に移転開館します。その跡地は改装され、1970年(昭和45)に付設の「フィルムフィルムセンター」(2018年に独立して「国立映画アーカイブ」となった)が出来ました。
 また、1977年(昭和52)に、北の丸公園内の旧近衛師団司令部庁舎 (国指定重要文化財) を利用して、分館として工芸館(陶磁器、ガラス、染織、漆工、木竹工等収蔵)がオープンします。尚、2001年(平成13)からは、「国立西洋美術館」、「京都国立近代美術館」、「国立国際美術館」と共に、独立行政法人国立美術館の運営となりました。
 2016年(平成28)度時点で、全体の収蔵品は日本画839点、油彩画1,254点、版画3,051点、水彩・素描4089点、彫刻(立体造形)458点、映像56点、書21点、写真2,720点、美術資料666点、合計13,154点におよび、近代日本美術を中心に常設展示すると共に、内外の近・現代美術の動向をとらえた企画展が開催されてきています。

〇「東京国立近代美術館」(本館)の主要な収蔵品

<国指定重要文化財>
・絹本著色『賢首菩薩図』 菱田春草筆(1907年)
・『ゆあみ』(石膏原型) 新海竹太郎作(1907年)
・『南風』和田三造筆(1907年)
・『裸体美人』 萬鐵五郎筆(1912年)
・『切通しの写生』 岸田劉生筆(1915年)
・紙本著色『行く春図』六曲屏風一双 川合玉堂筆(1916年)
・絹本著色『湯女図』二曲屏風一双 土田麦僊筆(1918年)
・絹本著色『日高河清姫図』 村上華岳筆(1919年)
・『エロシェンコ像』 中村彝筆(1920年)
・絹本墨画『生々流転図』1巻 横山大観筆(1923年)
・絹本著色『三遊亭円朝像』 鏑木清方筆(1930年)
・絹本著色『母子』 上村松園筆(1934年)
・紙本著色『黄瀬川陣』六曲屏風一双 安田靫彦筆(1940・41年)

☆国立近代美術館関係略年表

・1952年(昭和27)12月1日 「文部省設置法」(法律第168号)により、東京都中央区京橋の旧日活本社ビルの土地と建物を購入し、国立近代美術館(文部省所轄)として開館する
・1963年(昭和38)4月 京都市に京都分館が開館する
・1967年(昭和42)6月 京都分館が京都国立近代美術館として独立し、東京の本館は「東京国立近代美術館」の名称となる
・1969年(昭和44)6月11日 千代田区北の丸公園の一画に新館を建設し、新たに本館として再開館する
・1970年(昭和45)5月 京橋の旧本館がフィルムセンターとして開館する
・1977年(昭和52)11月15日 工芸館が開館する
・1984年(昭和59)9月 フィルムセンター収蔵庫にて出火、建物の一部と外国映画フィルムの一部を焼失するという事故(フィルムセンター火災)があり、非常に損失しやすい映画フィルムの保存に対して特別施設が必要との声が上がる
・1986年(昭和61)1月 1984年(昭和59年)10月に大蔵省から米軍キャンプ淵野辺跡地の土地所管換がなされたのを受けて、神奈川県相模原市にフィルムセンター相模原分館が完成する
・1991年(平成3)1月 フィルムセンター京橋本館老朽化に伴い建て替え工事が開始される
・1995年(平成7)5月 フィルムセンター京橋本館が再開館(工事は前年に完了)し、同時に「写真部門」を設置する
・1999年(平成11) 本館を移設してから30周年を迎えるにあたり、増築・改修工事を開始する
・2001年(平成13) 「国立西洋美術館」、「京都国立近代美術館」、「国立国際美術館」と共に、独立行政法人国立美術館の運営となる
・2002年(平成14)1月16日 本館が再開館(工事は前年8月に完了)する
・2018年(平成30)4月1日 フィルムセンターが国立美術館の映画専門機関となる「国立映画アーカイブ」として分離する
・2020年(令和2)2月28日 工芸館(東京)が閉館する
・2020年(令和2)10月25日 工芸館(正式名称:東京国立近代美術館工芸館)が金沢に移転して、通称「国立工芸館」として再開館する
・2021年(令和3)4月1日 工芸館の通称であった「国立工芸館」が正式名称に変更される

〇同じ日の過去の出来事(以前にブログで紹介した記事)

1267年(文永4)第91代の天皇とされる後宇多天皇の誕生日(新暦12月17日)詳細
1903年(明治36)小説家小林多喜二の誕生日詳細
1934年(昭和9)東海道本線の丹那トンネル(熱海~函南)が開通する詳細
1941年(昭和16)昭和天皇臨席の第8回御前会議で「対英米蘭開戦の件」を決定する詳細
1959年(昭和34)南極の非軍事利用を取り決めた「南極条約」に、日・英・米など12ヶ国が調印する詳細
1977年(昭和52)小説家海音寺潮五郎の命日詳細
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