ガウスの歴史を巡るブログ(その日にあった過去の出来事)

 学生時代からの大の旅行好きで、日本中を旅して回りました。その中でいろいろと歴史に関わる所を巡ってきましたが、日々に関わる歴史上の出来事や感想を紹介します。Yahooブログ閉鎖に伴い、こちらに移動しました。

タグ:特別天然記念物

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 今日は、昭和時代中期の1952年(昭和27)に、阿寒湖のマリモ、タンチョウ、トキ、オオサンショウウオなど44件が初の特別天然記念物に指定された日です。
 特別天然記念物(とくべつてんねんきねんぶつ)は、「文化財保護法」によって指定された天然記念物のうち、特に、重要なものとして文部科学大臣が指定した天然記念物のことです。「文化財保護法」は、昭和時代中期の1950年(昭和25)5月30日に公布、同年8月29日に施行されましたが、その中で、記念物(遺跡・名勝地・動物・植物・地質鉱物など )も指定の対象として保護することとしていました。
 そして、天然記念物の指定基準は現在の文部科学省が管轄の1951年(昭和26)5月10日の「国宝及び重要文化財指定基準並びに特別史跡名勝天然記念物及び史跡名勝天然記念物指定基準」(昭和26年文化財保護委員会告示第2号)により定められ、天然記念物のうち、世界的にまた国家的に価値が高いとみなされるものは、特別天然記念物に指定されることとなります。そして、翌年3月29日に、阿寒湖のマリモ、アポイ岳高山植物群落、野幌原始林、小湊のハクチョウおよびその渡来地、根反の大珪化木、焼走り熔岩流、鬼首の雌釜および雄釜間歇温泉、玉川温泉の北投石、コウシンソウ自生地、日光杉並木街道附並木寄進碑、浅間山熔岩樹型、田島ヶ原サクラソウ自生地、大島のサクラ株、ホタルイカ群遊海面、薬師岳の圏谷群、鳴沢熔岩樹型、上高地、白骨温泉の噴湯丘と球状石灰石、根尾谷断層、根尾谷の菊花石、狩宿の下馬ザクラ、湧玉池、長岡のゲンジボタルおよびその発生地、大山のダイセンキャラボク純林、大根島の熔岩隧道、秋芳洞、八釜の甌穴群、高知市のミカドアゲハおよびその生息地、杉の大スギ、古処山ツゲ原始林、相良のアイラトビカズラ、青島亜熱帯性植物群落、内海のヤッコソウ発生地、都井岬ソテツ自生地、鹿児島県のソテツ自生地、鹿児島県のツルおよびその渡来地、蒲生のクス、喜入のリュウキュウコウガイ産地、白馬連山高山植物帯、野田のサギ及びその繁殖地(1984年指定解除)、土佐のオナガドリ、タンチョウ、トキ、オオサンショウウの44件が初の特別天然記念物に指定されました。
 その後、指定が増やされていき、2021年(令和3)末現在では、計75件(動物21件、植物30件、地質・鉱物20件、天然保護区域4件)となっています。
 
〇「文化財保護法」第109条
 
文部科学大臣は、記念物のうち重要なものを史跡、名勝又は天然記念物(以下「史跡名勝天然記念物」と総称する。)に指定することができる。
2 文部科学大臣は、前項の規定により指定された史跡名勝天然記念物のうち特に重要なものを特別史跡、特別名勝又は特別天然記念物(以下「特別史跡名勝天然記念物」と総称する。)に指定することができる。
3 前二項の規定による指定は、その旨を官報で告示するとともに、当該特別史跡名勝天然記念物又は史跡名勝天然記念物の所有者及び権原に基づく占有者に通知してする。

〇特別天然記念物一覧(75件)

<動物>(21件)

・カモシカ
・カワウソ
・イリオモテヤマネコ
・アマミノクロウサギ
・トキ
・コウノトリ
・タンチョウ
・アホウドリ
・カンムリワシ
・ライチョウ
・ノグチゲラ
・メグロ
・オオサンショウウオ
・土佐のオナガドリ
・小湊のハクチョウおよびその渡来地 : 青森県
・鯛の浦タイ生息地 : 千葉県
・ホタルイカ群遊海面 : 富山県
・長岡のゲンジボタルおよびその発生地 : 滋賀県
・八代のツルおよびその渡来地 : 山口県
・高知市のミカドアゲハおよびその生息地 : 高知県
・鹿児島県のツルおよびその渡来地 : 鹿児島県

<植物>(30件)

・阿寒湖のマリモ : 北海道
・野幌原始林 : 北海道
・アポイ岳高山植物群落 : 北海道
・早池峰山および薬師岳の高山帯・森林植物群落 : 岩手県
・羽黒山のスギ並木 : 山形県
・東根の大ケヤキ : 山形県
・コウシンソウ自生地 : 栃木県
・日光杉並木街道 附 並木寄進碑 : 栃木県
・田島ヶ原サクラソウ自生地 : 埼玉県
・牛島のフジ : 埼玉県
・大島のサクラ株 : 東京都
・白馬連山高山植物帯 : 長野県・新潟県・富山県
・狩宿の下馬ザクラ : 静岡県
・石徹白のスギ : 岐阜県
・春日山原始林 : 奈良県
・大山のダイセンキャラボク純林 : 鳥取県
・加茂の大クス: 徳島県
・宝生院のシンパク : 香川県
・杉の大スギ : 高知県
・古処山ツゲ原始林 : 福岡県
・立花山クスノキ原始林 : 福岡県
・相良のアイラトビカズラ : 熊本県
・青島亜熱帯性植物群落 : 宮崎県
・都井岬ソテツ自生地 : 宮崎県
・内海のヤッコソウ発生地 : 宮崎県
・喜入のリュウキュウコウガイ産地 : 鹿児島県
・枇榔島亜熱帯性植物群落 : 鹿児島県
・蒲生のクス : 鹿児島県
・鹿児島県のソテツ自生地 : 鹿児島県
・屋久島スギ原始林 : 鹿児島県

<地質・鉱物>(20件)

・昭和新山:北海道
・夏油温泉の石灰華 : 岩手県
・焼走り熔岩流 : 岩手県
・根反の大珪化木 : 岩手県
・玉川温泉の北投石 : 秋田県
・鬼首の雌釜および雄釜間歇温泉 : 宮城県
・浅間山熔岩樹型 : 群馬県
・御岳の鏡岩 : 埼玉県
・魚津埋没林 : 富山県
・薬師岳の圏谷群:富山県
・岩間の噴泉塔群:石川県
・鳴沢熔岩樹型 : 山梨県
・白骨温泉の噴湯丘と球状石灰石 : 長野県
・根尾谷断層 : 岐阜県
・根尾谷の菊花石 : 岐阜県
・湧玉池 : 静岡県
・大根島の熔岩隧道 : 島根県
・秋芳洞 : 山口県
・秋吉台 : 山口県
・八釜の甌穴群 : 愛媛県

<天然保護区域>(4件)

・大雪山 : 北海道
・尾瀬 : 福島県・群馬県・新潟県
・黒部峡谷附猿飛ならびに奥鐘山 : 富山県
・上高地 : 長野県

☆特別天然記念物の指定基準

 次に掲げる動物および植物のうち学術上貴重でわが国の自然を記念するもの(天然記念物)のうち、世界的にまた国家的に価値が特に高いもの

ア 動 物
(1)日本特有の動物で著名なものおよびその棲息地
(2)特有の産ではないが、日本著名の動物としてその保存を必要とするものおよびその棲息地
(3)自然環境における特有の動物または動物群衆
(4)日本に特有な畜養動物
(5)家畜以外の動物で海外よりわが国に移殖され現時野生の状態にある著名なものおよびその棲息地
(6)特に貴重な動物の標本

イ 植 物
(1)名木、巨樹、老樹、畸形木、栽培植物の原木、並木、社叢
(2)代表的原始林、稀有の森林植物相
(3)代表的高山植物帯、特殊岩石地植物群落
(4)代表的な原野植物群落
(5)海岸および沙地植物群落の代表的なもの
(6)泥炭形成植物の発生する地域の代表的なもの
(7)洞穴に自生する植物群落
(8)池泉、温泉、湖沼、河、海などの珍奇な水草類、藻類、蘚苔類、微生物などの生ずる地域
(9)着生草木の著しく発生する岩石または樹木
(10)著しい植物分布の限界地
(11)著しい栽培植物の自生地
(12)珍奇または絶滅に瀕した植物の自生地

ウ 地質鉱物
(1)岩石、鉱物及び化石の産出状況
(2)地層の整合及び不整合
(3)地層の褶曲及び衝上
(4)生物の働きによる地質現象
(5)地震断層など地塊運動に関する現象
(6)洞穴
(7)岩石の組織
(8)温泉並びにその沈殿物
(9)風化及び浸蝕に関する現象
(10)硫気孔及び火山活動によるもの
(11)氷雪霜の営力による現象
(12)特に貴重な岩石、鉱物及び化石の標本

エ 保護すべき天然記念物に富んだ代表的一定の地域(天然保護区域)

〇同じ日の過去の出来事(以前にブログで紹介した記事)

1401年(応永8)第101代の天皇とされる称光天皇の誕生日(新暦5月12日)詳細
1897年(明治30)金本位制の「貨幣法」が公布される詳細
1933年(昭和8)「米穀統制法」が公布される詳細
1939年(昭和14)詩人・建築家立原道造の命日詳細
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 今日は、昭和時代前期の太平洋戦争中の1944年(昭和19)に、北海道有珠郡の東九万坪台地より、昭和新山の第1次大噴火が起き、第1火口を形成した日です。
 昭和新山(しょうわしんざん)は、北海道南部,洞爺湖の南岸(有珠郡壮瞥町)に位置し、有珠山の東麓にある側火山で、1943年(昭和18)~1945(昭和20)の活動で生成されました。現在の標高は398mで、畑地が隆起した屋根山と石英安山岩の溶岩円頂丘(ベロニーテ)からなっています。
 1943年(昭和18)12月28日から付近で有感地震が続発し、翌年1月から人家に近い平らな麦畑が隆起し始め、「屋根山」と名づけられた丘を生じました。その中で、6月23日8時15分には、東九万坪台地より第1次大噴火が起き、第1火口を形成、その後10月30日までに第17次にわたる大噴火が起き、それで噴火は終息します。そして、12月から溶岩ドームの推上が始まり、1945年(昭和20)9月20日には、全活動が停止され、溶岩ドーム主塔の高さは175mとなりますが、現在まで赤褐色の岩肌からガスを噴出してきました。
 その生成過程については、当時壮瞥郵便局長でのちにこの山の所有者となった三松正夫氏によって克明に記録(三松ダイヤグラム)され、貴重な学問的資料となって、世界的に知られることとなります。1988年(昭和63)には、山麓に「三松正夫記念館」が開館し、三松氏による観測記録「三松ダイヤグラム」を含む資料類が展示されるようになりました。
 この山は、1949年(昭和24)に支笏洞爺国立公園の一部として指定され、1951年(昭和26)に国の天然記念物となり、さらに、1957年(昭和32)には、特別天然記念物に昇格しています。また、2007年(平成19)に「日本の地質百選」(第1期)に「有珠山・昭和新山」として選定され、2008年(平成20)に「洞爺湖有珠山ジオパーク」として、日本ジオパークネットワークに、2009年(平成21)には、世界ジオパークネットワークに加盟認定されました。

〇昭和新山関係略年表

<1943年(昭和18)>
・12月28日 この日以降有珠山一帯を襲った連続的地震が火山活動の先駆となる

<1944年(昭和19)>
・1月4日 フカバ集落の湧水の温度が上昇し、20℃だったものが43℃に達する
・1月5日 洞爺湖に巨大な渦巻きが発生、同日レールの隆起により胆振線が不通となる
・2月~5月 フカバ集落・柳原集落・東九万坪・西九万坪一帯で隆起活動が続く
・6月21日 壮瞥川が川底の隆起によって氾濫する
・6月23日 8時15分、東九万坪台地より第1次大噴火が起き、第1火口を形成する
・6月27日 6時、第2次大噴火が起き、第2火口を形成する   
・7月2日 0時頃に第3次大噴火が起き、第3火口を形成、苫小牧、千歳方面に降灰がある
・7月3日 8時30分に第4次大噴火が起き、室蘭、登別方面に降灰がある
・7月11日 10時40分に第5次大噴火が起き、噴煙が強風に倒され、洞爺湖畔を襲う
・7月13日 18時10分に第6次大噴火が起き、第4火口を形成する
・7月15日 21時に第7次大噴火が起きる
・7月24日 5時に第8次大噴火が起きる
・7月25日 5時10分に第9次大噴火が起きる
・7月29日 14時20分に第10次大噴火が起き、登別、白老方面に降灰、亜硫酸ガス噴出で山林が荒廃する
・8月1日 23時55分に第11次大噴火が起き、室蘭方面に降灰する
・8月4日、22時に第12次大噴火が起きる    
・8月20日 6時に中噴火が起き、第5火口を形成する
・8月26日 14時20分に第13次大噴火が起き、壮瞥町滝之上地区で、睡眠中の幼児1名が火山灰により窒息死する
・9月8日 16時15分に第14次大噴火が起き、フカバ集落で火山弾による火災で5戸が全半焼する
・9月16日 中爆発が起き、第6火口を形成する
・10月1日 0時30分に第15次大噴火が起き、第7火口を形成する
・10月16日 19時50分に第16次大噴火が起きる
・10月30日 21時30分に第17次大噴火が起き、これを最後に降灰を伴う噴火は収束する
・12月 溶岩ドームの推上が始まる

<1945年(昭和20)>
・1月10日 溶岩ドームの高さ、地表より10~20mとなる
・2月11日 溶岩ドームは高さ40~50mに成長する
・2月26日 溶岩ドーム主塔の脇に副塔が確認される
・5月 主塔の高さ85mに達する
・9月20日 全活動停止、溶岩ドーム主塔の高さ175mとなる

<1949年(昭和24)>
・5月16日 支笏洞爺国立公園の一部として指定される

<1951年(昭和26)>
・6月9日 国の「天然記念物」に指定される

<1957年(昭和32)>
・6月19日 国の「特別天然記念物」に指定される

<1988年(昭和63)>
・4月 山麓に「三松正夫記念館」が開館する

<2007年(平成19)>
・5月10日 「日本の地質百選」(第1期)に「有珠山・昭和新山」として選定される

<2008年(平成20)>
・12月8日 「洞爺湖有珠山ジオパーク」として、日本ジオパークネットワークに加盟認定される

<2009年(平成21)>
・8月22日 「洞爺湖有珠山ジオパーク」として、世界ジオパークネットワークに加盟認定される

〇同じ日の過去の出来事(以前にブログで紹介した記事)

1794年(寛政6)大名・老中で天保の改革の主導者水野忠邦の誕生日(新暦7月19日)詳細
1908年(明治41)詩人・小説家国木田独歩の命日(独歩忌)詳細
1945年(昭和20)義勇兵役法」が公布・施行される詳細
1967年(昭和42)小説家壺井栄の命日詳細
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 今日は、大正時代の1915年(大正4)に、飛騨山脈の焼岳(長野県・岐阜県)が大爆発を起こし泥流が梓川をせき止め、堰止湖である大正池を形成した日です。
 大正池(たいしょういけ)は、長野県松本市安曇にある焼岳噴火による堰止湖でした。標高1,490mに位置し、形成された当初は、南北1,540m、東西257m、面積40haあり、爆発当時の名残りをとどめて、池の中に枯木が散在し、景勝地として知られるようになります。
 これが、1928年(昭和3)に「上高地」が「史蹟名勝天然紀念物保存法」による「名勝及ビ天然紀念物」に指定される際の理由の一つとなりました。1934年(昭和9)に、中部山岳国立公園が指定されるとその重要な部分を構成し、1952年(昭和27)には、「上高地」が国の特別名勝および特別天然記念物(天然保護区域)に指定されています。
 しかし、焼岳の泥流や周囲の山々からの土砂が流れ込み、現在では当初の約3分の1になり、枯木も少なくなり、下流に建設された東京電力の水力発電所、霞沢発電所の調整池としても利用されていることから、年間10,000~30,000立方mの土砂を東京電力が冬場に浚渫して、景観維持にも努めてきました。尚、1999年(平成11)に、日本交通公社(現在のJTB)が選んだ「美しき日本―いちどは訪れたい日本の観光遺産」にもなっています。

〇上高地とは?

 長野県松本市に属し、標高約1,500mに位置する、穂高岳、霞沢岳などに囲まれた、梓川に沿う平坦地で、山岳観光地・景勝地として知られています。穂高連峰を望み、樹林に囲まれて大正池、明神池、田代池が点在、梓川河岸にはこの地特有のケショウヤナギが繁茂し、貴重な自然が残されてきました。
 1928年(昭和3)に「史蹟名勝天然紀念物保存法」による「名勝及ビ天然紀念物」に指定され、1934年(昭和9)に、中部山岳国立公園が指定されるとその重要な部分を構成し、1952年(昭和27)には、国の特別名勝および特別天然記念物(天然保護区域)に指定されています。また、古くから北アルプスの登山基地として知られ、1896年(明治29)には、イギリスの宣教師 W.ウェストンによって内外に紹介されました。
 1933年(昭和8)には、梓川沿いに自動車道路が開通、1933年(昭和8)には乗合バスが大正池まで延長され、帝国ホテルも開業します。春から秋には登山者のほか観光客も多く訪れるようになり、梓川にかかる河童橋付近にはホテル、飲食店など観光施設が散在するようになりました。
 尚、2007年(平成19)には、日本の地質百選に「上高地と滝谷花崗岩」として選出されています。

☆上高地関係略年表

・1885年(明治18) 上高地牧場が開設される
・1896年(明治29) ウォルター・ウェストンが日本アルプスをイギリスに紹介する
・1910年(明治43) 河童橋を、丸太の跳ね橋から吊り橋に変更する
・1915年(大正4) 焼岳の噴火で梓川が堰き止められ、大正池が形成される
・1924年(大正13) 手掘り工事により旧釜トンネルが開通する
・1926年(昭和2) 中ノ湯まで車道が開通する
・1927年(昭和3) 霞沢発電所への取水ダムを大正池に設置
・1928年(昭和4) 国の名勝および天然記念物に指定される、中ノ湯まで乗合バスが運行される
・1933年(昭和8) 乗合バスを大正池まで延長、帝国ホテルが開業する
・1934年(昭和9)12月4日 中部山岳国立公園に指定される。上高地牧場が閉鎖される
・1935年(昭和10) 乗合バスを河童橋まで延長、徳沢牧場が閉鎖される
・1937年(昭和12) ウェストン碑を建立する
・1947年(昭和22) 第1回ウェストン祭が開催される
・1949年(昭和24) 「上高地の主」と呼ばれた内野常次郎が死亡する
・1954年(昭和29)1月20日 県道松本槍ケ岳線の一部が主要地方道上高地公園線に指定される
・1952年(昭和27) 国の特別名勝および特別天然記念物に指定される
・1965年(昭和40)7月13日 集中豪雨により国道などが寸断され、上高地に入っていた登山者ら約400人が一時孤立する
・1975年(昭和50) 7~8月のマイカー規制が開始される
・1977年(昭和52) 大正池に堆積した土砂の浚渫を開始する
・1996年(平成8) 通年のマイカー規制が開始される
・1997年(平成9)  安房トンネルが開通する
・1999年(平成11) 日本交通公社(現在のJTB)の「美しき日本―いちどは訪れたい日本の観光遺産」に、梓川上流と大正池が選ばれる
・2003年(平成15) 観光センターがオープンする
・2004年(平成16) 7~8月の観光バス規制が開始される
・2005年(平成17) 新釜トンネルが開通する
・2007年(平成19) 日本の地質百選に「上高地と滝谷花崗岩」として選出される
・2016年(平成28)7月19日 県道上高地公園線に上高地トンネルが開通する

〇同じ日の過去の出来事(以前にブログで紹介した記事)

1885年(明治18)日本画家・俳人川端龍子の誕生日詳細
1912年(明治45)小説家新田次郎の誕生日詳細
1949年(昭和24)土地改良法」公布され、土地改良事業が一本化される詳細
1979年(昭和54)日本が「国際人権規約」の批准を国会で承認する詳細
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