
この結果、死者・行方不明者144名、建物崩壊372棟、家畜68頭、602羽が失われ、罹災世帯400以上に及び、山林・耕地・道路・橋梁・鉄道などにも甚大な被害が出ました。被災直後から、被災地の住民会や在郷軍人分会、青年団や消防組のみならず、近隣町村の青年団や在郷軍人分会による迅速な救護・復旧活動が行われています。
また、被災地の上富良野町と美瑛町はネバドデルルイス火山災害の教訓を受けて、自主的に防災マップを作成して全戸に配布、1988年噴火の時には、このマップによる防災対応が実施され、被害を最小限に止めることができました。