
南都七大寺の一つであり、興福寺と共に法相宗の大本山でもあります。たびたびの火災などで諸堂を失いましたが、東塔は創建当時の遺構、東院堂は鎌倉時代の再建で、いずれも国宝に指定されています。境内にある薬師三尊像、聖観音菩薩立像、吉祥天画像、仏足石および仏足石歌碑も国宝になっていて、白鳳・天平文化を代表するものです。
1976年(昭和51)に金堂、1980年(昭和55)に西塔、1984年(昭和59)に中門、2003年(平成15)に大講堂が再建され、薬師寺式伽藍配置がよみがえりました。また、1998年(平成10)に、「古都奈良の文化財」の一つとして、世界遺産(文化遺産)にも登録されています。
〇同じ日の過去の出来事(以前にブログで紹介した記事)
1401年(応永8) | 第101代の天皇とされる称光天皇の誕生日(新暦5月12日) | 詳細 |
1897年(明治30) | 金本位制の「貨幣法」が公布される | 詳細 |
1909年〈明治42〉 | 文芸評論家・小説家・劇作家花田清輝の誕生日 | 詳細 |
1911年(明治44) | 「工場法」が公布される | 詳細 |
1933年(昭和8) | 「米穀統制法」が公布される | 詳細 |
1939年(昭和14) | 詩人・建築家立原道造の命日 | 詳細 |
1952年(昭和27) | 「文化財保護法」で、タンチョウ、トキ、オオサンショウウオ等が初の特別天然記念物に指定される | 詳細 |