
雄物川川岸の旧強首村強首地区では全ての家屋が壊れ、全壊率は50%を超え、斜面崩壊も広範囲で発生し、旧大沢郷村では地震による堰止め湖が形成されるなどしました。これによる秋田県内の被害は、死者94人、負傷者324人、住家全壊640棟、半壊575戸、焼失3戸など甚大なもので、国鉄奥羽本線の線路や鉄橋、本荘街道や湯沢街道が被害を受け、交通網も寸断され、水道等の施設にも被害が及んでいます。
秋田県や警察による被害調査や救援及び救護活動は、迅速に当日から行われ、復旧活動も順次進められ、その後の防災対策もとられることとなりました。