ガウスの歴史を巡るブログ(その日にあった過去の出来事)

 学生時代からの大の旅行好きで、日本中を旅して回りました。その中でいろいろと歴史に関わる所を巡ってきましたが、日々に関わる歴史上の出来事や感想を紹介します。Yahooブログ閉鎖に伴い、こちらに移動しました。

タグ:国際博覧会

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 今日は、平成時代の2005年(平成17)に、愛知県において、2005年日本国際博覧会(愛・地球博)が開幕した日です。
 2005年日本国際博覧会(2005ねんにっぽんこくさいはくらんかい)は、平成時代の2005年(平成17)3月25日~9月25日までの185日間、愛知県の長久手会場(現在の長久手市及び豊田市にまたがる場所)と瀬戸会場(瀬戸市)の2会場で開催された国際博覧会(略称:愛・地球博)でした。「自然の叡智」(Nature's Wisdom)をテーマとし、日本を含む121ヶ国と4国際機関(国際連合、国際熱帯木材機関、経済協力開発機構、国際赤十字・赤新月運動)が参加し、入場者数は2,204万9,544人となります。
 会場規模は、計約173haで、長久手会場(約158ha)中心にはテーマ館であるグローバルハウスがあり、日本ゾーン、市民参加ゾーン、国内企業ゾーンや森林体験ゾーンなどが設けられ、瀬戸会場(約15ha)は、里山の自然が残る緑豊かな会場で愛・地球博のシンボル的な場所とされ、事業費は2,085億円(内、会場建設費1,453億円、運営費632億円)かかかりました。会場までのアクセス路線として、日本初の磁気浮上式リニアモーターカーである「リニモ」(愛知高速交通東部丘陵線)が建設され、閉会後も市民の足として利用されています。
 開催終了後に長久手会場は、愛・地球博記念公園として整備されて、2006年(平成18)7月に開園しました。

〇国際博覧会とは?

 「国際博覧会条約(BIE条約)」に基づいて行われる複数の国が参加する博覧会で、一般博・特別博の区分がありましたが、1988年(昭和63)に改定され、登録博・認定博の区分となりました。 一般博・登録博のほうが大規模となっていて、日本では今までに以下の国際博覧会が開催されています。

・日本万国博覧会(大阪万博)1970年(昭和45)開催 於:大阪府吹田市
・沖縄国際海洋博覧会(沖縄海洋博)1975年(昭和50)~76年開催 於:沖縄県国頭郡本部町
・国際科学技術博覧会(つくば万博)1985年(昭和60)開催 於:茨城県つくば市
・国際花と緑の博覧会(花の万博)1990年(平成2)開催 於:大阪府大阪市鶴見区・守口市
・2005年日本国際博覧会(愛知万博)2005年(平成17)開催 於:愛知県長久手市・豊田市・瀬戸市
 尚、2025年に大阪での日本国際博覧会の開催が決定されています。

〇同じ日の過去の出来事(以前にブログで紹介した記事)

850年(嘉祥3)第56代の天皇とされる清和天皇(源氏の祖)の誕生日(新暦5月10日)詳細
1919年(大正8)建築家・工学博士で、「日本近代建築の父」と呼ばれた辰野金吾の命日詳細
1928年(昭和3)全日本無産者芸術連盟(ナップ)が結成される詳細
1939年(昭和14)「軍用資源秘密保護法」が公布(施行は同年6月26日)される詳細
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 今日は、昭和時代後期の1985年(昭和60)に、筑波研究学園都市(現在の茨城県つくば市)で、国際科学技術博覧会(略称:科学万博、つくば '85)が開幕した日です。 
 国際科学技術博覧会(こくさいかがくぎじゅつはくらんかい)は、昭和時代後期の1985年(昭和60)3月17日~9月16日までの184日間、筑波研究学園都市(現在の茨城県つくば市)で開催された国際博覧会でした。1978年(昭和53)に科学技術庁がエネルギー問題を中心とした科学技術博覧会構想を立案、同年9月22日にコンセプトプランを発表します。1981年(昭和56)1月にテーマや基本構想原案がまとまり、同年4月22日に「国際博覧会に関する条約」に基づく特別博覧会として登録されて開催が決定しました。
 財団法人国際科学技術博覧会協会が主催となって行われ、テーマは「人間・居住・環境と科学技術」とされ、101.6haの会場敷地に、48ヶ国と37の国際機関、国内から 28の民間企業・団体が参加してパビリオンなどが建てられ、入場者数は2,033万4,727人となります。立体映像やコンピュータ・グラフィックス、全天映像、マルチ・巨大画面などの映像展示が多く、コミュニケーションロボットや産業用ロボットなど様々なロボットも話題を集めました。
 博覧会終了後、メイン会場跡地は工業団地になり、Dブロック跡地には、「科学万博記念公園」が設立され、旧桜村(現つくば市)吾妻の第二会場は、翌年にメモリアル施設である「つくばエキスポセンター」として整備・開設されています。

〇国際博覧会(こくさいはくらんかい)とは?

 「国際博覧会条約(BIE条約)」に基づいて行われる複数の国が参加する博覧会で、一般博・特別博の区分がありましたが、1988年(昭和63)に改定され、登録博・認定博の区分となります。一般博・登録博のほうが大規模となっていて、日本では今までに5回の国際博覧会が開催されてきました。尚、 2025年には、大阪市において、日本国際博覧会(登録博)の開催が予定されています。

☆日本で開催された国際博覧会一覧

・日本万国博覧会(大阪万博)1970年(昭和45)開催 於:大阪府吹田市
・沖縄国際海洋博覧会(沖縄海洋博)1975年(昭和50)~76年開催 於:沖縄県国頭郡本部町
・国際科学技術博覧会(つくば万博)1985年(昭和60)開催 於:茨城県つくば市
・国際花と緑の博覧会(花の万博)1990年(平成2)開催 於:大阪府大阪市鶴見区・守口市
・2005年日本国際博覧会(愛知万博)2005年(平成17)開催 於:愛知県長久手市・豊田市・瀬戸市
※2025年に、大阪市において、日本国際博覧会(登録博)の開催予定

〇同じ日の過去の出来事(以前にブログで紹介した記事)

806年(延暦25)第50代天皇である桓武天皇の命日(新暦4月9日)詳細
1880年(明治13)国会期成同盟が発足する詳細
1898年(明治31)小説家・俳人・評論家横光利一の誕生日詳細
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 今日は、平成時代の1990年(平成2)に、国際花と緑の博覧会(花の万博 EXPO'90)が開幕した日です。
 国際花と緑の博覧会(こくさいはなとみどりのはくらんかい)は、平成時代の1990年(平成2)4月1日~9月30日までの183日間、大阪府大阪市鶴見区と守口市に跨る鶴見緑地で、開催された国際博覧会(略称:花の万博 EXPO'90)です。
 「花と緑と人間生活のかかわりをとらえ 21世紀へ向けて潤いのある豊かな社会の創造をめざす」をテーマとし、日本を含む83ヶ国と55国際機関が参加し、入場者数は2,312万6,934人でした。会場規模は、約140haで、街のエリア、野原のエリア、山のエリアの三つに分けられ、街のエリアには企業パビリオンが、野原のエリアには大温室をはじめ屋内の園芸館が、山のエリアには世界各国の国際庭園が並びます。
 それまで、「開発」や「科学」をテーマにしてきたこれまでの博覧会に対し、「花と緑」をテーマとした点で、特徴のある方向性を示しました。
 会場跡地は「花博記念公園鶴見緑地」として整備され、市民の憩いの場となり、咲くやこの花館、生命の大樹 いのちの塔、国際陳列館、国際展示 水の館、花の谷、花桟敷、国際庭園、風車等の施設も残されています。

〇会場内施設・パビリオン一覧

<野原のエリア> 会場中央の大池「いのちの海」を取り囲む花一杯のエリア

・いちょう館(大阪府)
・アレフ(クボタ・セゾングループ)
・国際展示水の館
・国際展示光の館
・国際展示大地の館
・花桟敷・花の谷

<街のエリア> 企業出展の大規模なパビリオンや飲食店・遊園地ゾーンなどが建ち並ぶ賑やかなエリア

・JT館
・ふしぎな森の館・松下館
・シネラビリンス ガスパビリオン(日本ガス協会)
・大輪会 水のファンタジアム(企業40社)
・芙蓉ミュージカル・シアター
・ダイコク電機「名画の庭」
・グリーンミュージアム(富士カントリーグループ 企業4社)
・花博写真美術館(キヤノン・日本経済新聞社・日本生命・オムロン・日本ポラロイド・近畿測量専門学校ほか企業20社)
・100年先の「の〜んびり村」(未来指向型企業グループ17社・団体)
・サントリー館
・住友館
・EXPO'90 日立グループ館(日立グループ)
・三井・東芝館
・三和みどり館(みどり会)
・ハートピア・空の筏パビリオン(三金会)
・キャンディキャッスル館(日本菓子加工食品振興協会)
・フローラドーム(郵政省・NTT・KDD)
・ひかりファンタジー 電力館(電気事業連合会)
・三菱未来館(三菱グループ)
・富士通パビリオン
・いんなあとりっぷ館(霊友会)
・生命の大樹・いのちの塔
・咲くやこの花館(大阪市)
・花の江戸東京館(東京都)
・メインホール'90
・テアトル花座
・マジカルクロス(遊園地)

<山のエリア> 「国際庭園」が点在する異国色豊かなエリア

・政府苑(日本国政府 建設省・農林水産省)
・国際陳列館
・花と緑・日本画美術館(第一不動産グループ)
・シャロン館
・大きな夢の小さな街「ミクルのくに」(日本生命ほか20社)
・ゴールデンベルパビリオン(江崎グリコ・サッポロビール・三洋電機・DUNLOP・椿本チエイン・東洋不動産)
・国際庭園
・花木苑
・ふるさとの庭(スポットガーデン)
・さぼうランド(建設省)

☆国際博覧会とは?

 「国際博覧会条約(BIE条約)」に基づいて行われる複数の国が参加する博覧会で、一般博・特別博の区分がありましたが、1988年(昭和63)に改定され、登録博・認定博の区分となりました。 一般博・登録博のほうが大規模となっていて、日本では今までに以下の国際博覧会が開催されています。

・日本万国博覧会(大阪万博)1970年(昭和45)開催 於:大阪府吹田市
・沖縄国際海洋博覧会(沖縄海洋博)1975年(昭和50)~76年開催 於:沖縄県国頭郡本部町
・国際科学技術博覧会(つくば万博)1985年(昭和60)開催 於:茨城県つくば市
・国際花と緑の博覧会(花の万博)1990年(平成2)開催 於:大阪府大阪市鶴見区・守口市
・2005年日本国際博覧会(愛知万博)2005年(平成17)開催 於:愛知県長久手市・豊田市・瀬戸市
 尚、2025年に大阪での日本国際博覧会の開催が決定されています。
〇同じ日の過去の出来事(以前にブログで紹介した記事)

1173年(承安3)僧侶・浄土真宗の開祖親鸞の誕生日(新暦5月14日)詳細
1938年(昭和13)国家総動員法」が公布される詳細
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