708年(和銅元)1月11日に、武蔵国秩父郡から和銅が献上され、元号を和銅と改元したのを受けて、同年2月11日に、催鋳銭司(銭貨の鋳造を監督する役人)が置かれ、5月11日に、はじめて銀銭を使用させ、7月28日に、近江国に銅銭を鋳造させ、8月10日に、はじめて銅銭を使用させたと『続日本紀』に記述されています。直径24mm前後の円形で、中央には、一辺が約7mmの正方形の穴が開いている円形方孔の形式で、全国数ヶ所(近江国、山城国、長門国、播磨国など)で鋳造され、主に畿内およびその周辺で流通したとされます。
〇同じ日の過去の出来事(以前にブログで紹介した記事)
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1333年(元弘3) | 小手指原の戦いで、新田義貞軍が鎌倉幕府軍を破る(新暦6月23日) | 詳細 |
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1925年(大正14) | 有機化学者中西香爾の誕生日 | 詳細 |
1942年(昭和17) | 詩人萩原朔太郎の命日(朔太郎忌) | 詳細 |
1955年(昭和30) | 宇高連絡船の紫雲丸と第3宇高丸が衝突し紫雲丸が沈没して死者167名を出す(紫雲丸事故) | 詳細 |
1974年(昭和49) | 古河鉱業が被害者971人に補償金15億5千万円を支払う調停案受諾で足尾鉱毒事件が決着する | 詳細 |