
1987年(昭和62)に橿原考古学研究所が第2次調査を行ない、国内の発掘調査史上初めてファイバースコープによる石棺内の確認調査がされます。そして、1988年(昭和63)の第3次調査において開棺調査され、金銅製の冠、沓、筒型製品、帯、6振の大刀、5面の鏡、金の耳飾りなどで装飾された成人男性2体の骨が発見されました。これらの調度品の高度な技術と華麗な意匠は、古墳時代後期の工芸技術の粋を集めたものとして高く評価されます。
1988年(昭和63)に石棺外出土品が国の重要文化財に指定され、1991年(平成3)に石棺内出土品が追加指定を受け、古墳自体も国の史跡に指定されました。さらに、2004年(平成16)に副葬品が一括して国宝に指定されます。
また、2010年(平成22)に、古墳から南へ200mのところにガイダンス施設(斑鳩文化財センター)がオープンし、主な出土品のレプリカが展示されていますし、「奈良県立橿原考古学研究所」(奈良県橿原市)では出土品が常設展示されるようになりました。
〇同じ日の過去の出来事(以前にブログで紹介した記事)
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| 1884年(明治19) | 歌人・小説家吉井勇の誕生日 | 詳細 |
| 1932年(昭和7) | 日本で初めて国立公園12ヶ所の候補地が選定される(国立公園選定記念日) | 詳細 |
| 1943年(昭和18) | 「軍需省設置要綱」が閣議決定される | 詳細 |
| 1946年(昭和21) | 洋画家・版画家・美術教育家山本鼎の命日 | 詳細 |
| 1966年(昭和41) | 岩手県岩手郡松尾村(現在の八幡平市)に松川地熱発電所が完成し送電を開始する(地熱発電の日) | 詳細 |
| 2005年(平成17) | 小説家・児童文学作家早船ちよの命日 | 詳細 |
