
日本とカナダは-6%、アメリカは-7%、EUは-8%などを削減目標とし、目標達成を促進するため、他国から排出枠を購入できる仕組み(京都メカニズム)を導入、途上国支援のための基金の設立などを盛り込みました。その後、2001年(平成13)にアメリカが離脱を表明するなど問題が発生したが、日本は2002年(平成14)6月に議定書を批准し、2004年(平成16)11月にロシアが批准したことから発効要件が満たされ、翌年2月16日に発効します。
それからも2012年(平成24)にカナダが離脱したものの、EUは12.2%、日本は8.4%の削減を達成しました。
以下に、「気候変動に関する国際連合枠組条約の京都議定書」(英語版)と日本語訳を掲載しておきますので、ご参照下さい。