
愛知高速交通東部丘陵線(あいちこうそくこうつうとうぶきゅうりょうせん)は、愛知高速交通が運行する新交通システムの一つで、日本初の磁気浮上式鉄道路線であり、愛知県名古屋市の藤が丘駅~豊田市の八草駅間(8.9km)を結び、Linimo(リニモ)の愛称で親しまれてきました。元来あった藤が丘~長久手間に名古屋市営地下鉄1号線(東山線)を延伸する計画を発展させる形で東部丘陵線の構想が生まれ、1992年(平成4)の運輸政策審議会答申第12号で「2008年までに中量軌道系の交通システムとして整備することが適当」とされます。
その後、いろいろと検討された結果、建設予定地が60‰もの急勾配が続く丘陵地であることなどの理由で磁気浮上システムを選定し、方式としては常電導吸引型 (HSST) が採用されました。このシステムは、日本航空と名古屋鉄道が中心となり開発が進められ、常電導磁石の吸引力でレールから浮上し、リニアモーターで前進するリニアモーターカーです。
折しも、愛知万博が長久手町(現在の長久手市)の愛知青少年公園などを会場として開催されることとなって、その鉄道系のアクセス路線の一つとして位置付けられました。2000年(平成12)に運営主体として、愛知県などの出資による第三セクター方式として、愛知高速交通株式会社が設立され、翌年に藤ヶ丘~八草間の軌道特許を得て、2002年(平成14)に着工します。
3年ほどの工期を経て、2005年(平成17)3月6日に開業を迎えましたが、総事業費は約997億円で、この内、愛知高速交通施工分は約356億円となりました。ATOによる無人自動運転を採用し、現在では無人走行を実施、その中で営業最高速度約100km/hを実現しています。
その後、いろいろと検討された結果、建設予定地が60‰もの急勾配が続く丘陵地であることなどの理由で磁気浮上システムを選定し、方式としては常電導吸引型 (HSST) が採用されました。このシステムは、日本航空と名古屋鉄道が中心となり開発が進められ、常電導磁石の吸引力でレールから浮上し、リニアモーターで前進するリニアモーターカーです。
折しも、愛知万博が長久手町(現在の長久手市)の愛知青少年公園などを会場として開催されることとなって、その鉄道系のアクセス路線の一つとして位置付けられました。2000年(平成12)に運営主体として、愛知県などの出資による第三セクター方式として、愛知高速交通株式会社が設立され、翌年に藤ヶ丘~八草間の軌道特許を得て、2002年(平成14)に着工します。
3年ほどの工期を経て、2005年(平成17)3月6日に開業を迎えましたが、総事業費は約997億円で、この内、愛知高速交通施工分は約356億円となりました。ATOによる無人自動運転を採用し、現在では無人走行を実施、その中で営業最高速度約100km/hを実現しています。
〇新交通システムとは?
1960年代以降の高度経済成長の中で、モータリゼーションの進展により、都市部において自動車交通の著しい渋滞や騒音、大気汚染の問題等に対応するために研究・開発された新しい交通システムのことです。広義には、モノレール、エアクッション艇、動く歩道、リニアモータカー、磁気浮上鉄道などを含みますが、狭義には、省エネルギー、経費節減をはかりつつ、快適で機動性のあるサービスを提供する目的で開発された都市型交通機関の組合せとされてきました。
遊園地の遊戯施設としてですが、京成電鉄沿線の谷津遊園内で、1972年(昭和47)に走ったのが最初で(1982年谷津遊園廃止に伴い廃止)、その後、1975年(昭和50)に沖縄で開催された国際海洋博覧会で、開催期間中限定で、乗客輸送を行いました。恒久的輸送機関としての最初は、1981年(昭和56)2月5日に開業した、神戸新交通ポートアイランド線となります。
その定義は、「都市モノレールの整備促進に関する法律」2条及び3条に基づき定められている都市モノレールに準じ、①「桁上に設置された走行路(床版)の上を、車両が案内レールに従って走行するシステムで、人又は貨物を運送する施設であるこ、②一般交通の用に供するものであること、③軌道桁は主として道路法による道路に架設されるものであること、④その路線の大部分が都市計画区域内に存するものであること、とされてきました。
☆現在の日本の新交通システム一覧
・埼玉新都市交通伊奈線[愛称:ニューシャトル](埼玉県さいたま市の大宮駅~伊奈町の内宿駅間12.7km・13駅)
・日暮里・舎人ライナー(東京都荒川区の日暮里駅~足立区の見沼代親水公園駅間9.7Km・13駅)
・東京臨海高速鉄道臨海線ゆりかもめ(東京都港区の新橋駅科~江東区の豊洲駅間14.7km・16駅)
・横浜新都市交通金沢シーサイド線(神奈川県横浜市磯子区の新杉田駅~金沢区の金沢八景駅間10.6km・14駅)
・西武山口線[通称:レオライナー](東京都東村山市の西武遊園地駅~埼玉県所沢市の西武球場前駅間2.8Km・3駅)
・ユーカリが丘線(千葉県佐倉市のユーカリが丘駅を起点とした4.1Km・6駅)
・愛知高速交通東部丘陵線[通称:リニモ](愛知県名古屋市の藤が丘駅~愛知県豊田市の八草駅間8.9km・9駅)
・大阪市中量軌道南港ポートタウン線[通称:ニュートラム](大阪府大阪市のコスモスクエア駅~住之江公園駅間7.9km・10駅)
・神戸新交通ポートアイランド線[通称:ポートライナー](三宮駅~神戸空港駅と途中から分岐して北埠頭駅を経て中公園駅に至る2路線10.8km・12駅)
・神戸新交通六甲アイランド線。[通称六甲ライナー](兵庫県神戸市の住吉駅~六甲アイランドのマリンパーク駅間4.5km・6駅)