
逢坂山トンネル(おうさかやまとんねる)は、滋賀県大津市にある、京都府との府県境に近い逢坂山に掘削された鉄道トンネル(隧道)です。1880年(明治13)7月15日の開業に伴い、開通しました。
明治時代前期に、官設鉄道・京都駅~大津駅の鉄道を敷設するため、1878年(明治11)年10月5日に東口から、又同年12月5日西口からそれぞれ掘削を始め、約1年8ヶ月の歳月を要して、1880年(明治13)6月27日竣工し、同年7月15日の開業に伴い、開通しています。我が国最初の山岳トンネルで、延長は665mあり、日本人技術者のみで施工した初めてのトンネルでした。開通当初は、日本で一番長い鉄道トンネルで、1884年(明治17)に、旧北陸本線の柳ヶ瀬トンネル(延長1,352m)が開通するまでその座にありました。
しかし、この路線の勾配は25‰を越えていたため、明治末には勾配改良工事が計画され、1914年(大正3)に路盤工事に着工、1921年(大正10)には、新逢坂山トンネルと東山トンネルが開通し、旧逢坂山トンネルは廃止され、勾配は最大10‰に緩和されて、距離も短縮されています。尚、1960年(昭和35)に、旧国鉄により、「旧逢坂山隧道東口」が鉄道記念物に指定され、2024年(令和6)9月には、「大谷~大津間の開業時の鉄道遺構」として土木学会選奨土木遺産に認定されました。
明治時代前期に、官設鉄道・京都駅~大津駅の鉄道を敷設するため、1878年(明治11)年10月5日に東口から、又同年12月5日西口からそれぞれ掘削を始め、約1年8ヶ月の歳月を要して、1880年(明治13)6月27日竣工し、同年7月15日の開業に伴い、開通しています。我が国最初の山岳トンネルで、延長は665mあり、日本人技術者のみで施工した初めてのトンネルでした。開通当初は、日本で一番長い鉄道トンネルで、1884年(明治17)に、旧北陸本線の柳ヶ瀬トンネル(延長1,352m)が開通するまでその座にありました。
しかし、この路線の勾配は25‰を越えていたため、明治末には勾配改良工事が計画され、1914年(大正3)に路盤工事に着工、1921年(大正10)には、新逢坂山トンネルと東山トンネルが開通し、旧逢坂山トンネルは廃止され、勾配は最大10‰に緩和されて、距離も短縮されています。尚、1960年(昭和35)に、旧国鉄により、「旧逢坂山隧道東口」が鉄道記念物に指定され、2024年(令和6)9月には、「大谷~大津間の開業時の鉄道遺構」として土木学会選奨土木遺産に認定されました。
〇鉄道トンネル(てつどうとんねる)
鉄道を通すために、山腹や地下などを掘り貫いた通路のことで、隧道(ずいどう)とも呼ばれています。日本の鉄道トンネルの第1号は、東海道本線の大阪~神戸間に、明治時代前期の1871年(明治4)に完成した石屋川トンネル(延長61m)で、イギリスからのお雇い外国人の設計によるものでした。
1880年(明治13)には、東海道本線の大津市内にあった逢坂山トンネル(延長665m)を日本人の独力により建設したのです。その後、1884年(明治17)には、北陸本線の滋賀県と福井県の県境に柳ヶ瀬トンネル(延長1,320m)を完成させました。
地形が急峻で、火山の多い国土で、軟弱地盤のある中で、トンネル技術の改良研究が発達していき、1903年(明治36)には、笹子トンネル(延長4,656m)、1931年(昭和6)には、清水トンネル(延長9,702m)、1934年(昭和9)には、丹那トンネル(延長7,804m)、1944年(昭和19)には、関門トンネル(延長3,614m)などが続々と掘削されます。また、太平洋戦争後になると、1962年(昭和37)に、北陸本線の北陸トンネル(延長13,870m)、1972年(昭和47)に、山陽新幹線の六甲トンネル(延長16,250m)、1980年(昭和55)に、上越新幹線の大清水トンネル(延長22,221m)などの長大トンネルが次々と建設されました。
その頂点に立つのが1988年(昭和63)に開通した青函トンネル(延長53,850m)で、このトンネルは、鉄道トンネルとして世界第2位の長さ、海底トンネルとしては、世界一の長さと深さを保っています。
1880年(明治13)には、東海道本線の大津市内にあった逢坂山トンネル(延長665m)を日本人の独力により建設したのです。その後、1884年(明治17)には、北陸本線の滋賀県と福井県の県境に柳ヶ瀬トンネル(延長1,320m)を完成させました。
地形が急峻で、火山の多い国土で、軟弱地盤のある中で、トンネル技術の改良研究が発達していき、1903年(明治36)には、笹子トンネル(延長4,656m)、1931年(昭和6)には、清水トンネル(延長9,702m)、1934年(昭和9)には、丹那トンネル(延長7,804m)、1944年(昭和19)には、関門トンネル(延長3,614m)などが続々と掘削されます。また、太平洋戦争後になると、1962年(昭和37)に、北陸本線の北陸トンネル(延長13,870m)、1972年(昭和47)に、山陽新幹線の六甲トンネル(延長16,250m)、1980年(昭和55)に、上越新幹線の大清水トンネル(延長22,221m)などの長大トンネルが次々と建設されました。
その頂点に立つのが1988年(昭和63)に開通した青函トンネル(延長53,850m)で、このトンネルは、鉄道トンネルとして世界第2位の長さ、海底トンネルとしては、世界一の長さと深さを保っています。
☆日本で一番長い鉄道トンネルの推移
・1871年(明治4) 東海道本線の旧石屋川トンネル(延長61m) 日本最初の鉄道トンネル
・1880年(明治13) 東海道本線の旧逢坂山トンネル(延長665m) 日本人技師による初の鉄道トンネル
・1884年(明治17) 旧北陸本線の柳ヶ瀬トンネル(延長1,352m)
・1898年(明治31) 常磐線の旧金山トンネル(延長1,655m)
・1903年(明治36) 中央本線の笹子トンネル(延長4,656m)
・1931年(昭和6) 上越線の清水トンネル(延長9,702m)
・1962年(昭和37) 北陸本線の北陸トンネル(延長13,870m)
・1972年(昭和47) 山陽新幹線の六甲トンネル(延長16,250m)
・1980年(昭和55) 上越新幹線の大清水トンネル(延長22,221m)
・1988年(昭和63) 北海道新幹線の青函トンネル(延長53,850m) 世界一の海底トンネル
〇同じ日の過去の出来事(以前にブログで紹介した記事)
〇同じ日の過去の出来事(以前にブログで紹介した記事)
| 842年(承和9) | 第52代の天皇とされる嵯峨天皇の命日(新暦8月24日) | 詳細 |
| 1721年(享保6) | 大坂・竹本座で近松門左衛門作の人形浄瑠璃『女殺油地獄』が初演される(新暦8月7日) | 詳細 |
| 1878年(明治11) | 箱根の富士屋ホテルが外国人専用ホテルとして開業する | 詳細 |
| 1888年(明治21) | 会津の磐梯山が大噴火(磐梯山1888年噴火)し、死者444人の被害が出る | 詳細 |
| 1948年(昭和23) | 「教育委員会法」(昭和23年法律170号)が公布・施行される | 詳細 |
| 連合国最高司令官総司令部(GHQ)が日本政府に対して、「経済安定十原則」を提示する | 詳細 | |
| 1955年(昭和30) | 西ドイツのマイナウにおいて、核兵器の使用に反対する「マイナウ宣言」が発表される | 詳細 |
| 1959年(昭和34) | 三木里駅~新鹿駅間 (12.3km) が開業し、国鉄の紀勢本線が全通する | 詳細 |
| 1987年(昭和62) | 日本で9番目の地下鉄として、仙台市地下鉄が開業(南北線八乙女駅~富沢駅間)する | 詳細 |



