
首都圏中央連絡自動車道(しゅとけんちゅうおうれんらくじどうしゃどう)は、東京都心から40~60km圏(東京都・神奈川県・埼玉県・茨城県・千葉県にかかる)を環状に結ぶ高規格幹線道路(自動車専用道路)で、略称は圏央道と言います。1976年(昭和53)に発表された国土庁の第3次首都圏基本計画で、拠点間交通体系の重点項目として位置づけられました。
東京郊外の都市を結ぶほか、放射状に延びる東名高速道路・中央自動車道・関越自動車道・東北自動車道・常磐自動車道・東関東自動車道および東京湾アクアライン(東京湾横断道路)などの幹線道路と結び、首都圏の広域幹線道路網を形成する目的で着工されます。1996年(平成8)3月26日に、最初の開通区間として、青梅IC~鶴ヶ島JCT間が開通し、その後、順次延伸して、2017年(平成29年)2月26日時点で、圏央道として茅ヶ崎JCT~大栄JCT間、松尾横芝IC~木更津JCT間が開通しており、NEXCOが管理・運営を行ってきました。
首都圏の周辺都市同士の連絡を密にし、物資輸送の効率化、交通の円滑化を進めることで、首都機能の再編成や産業活力の向上を目指しています。また、未開通区間については、NEXCOと国土交通省が共同で建設・整備を進めていて、このうち、藤沢ICとあきる野ICを境として、西側の藤沢IC~あきる野IC間をNEXCO中日本が、その他の区間をNEXCO東日本が、それぞれ建設・管理を担当してきました。
東京郊外の都市を結ぶほか、放射状に延びる東名高速道路・中央自動車道・関越自動車道・東北自動車道・常磐自動車道・東関東自動車道および東京湾アクアライン(東京湾横断道路)などの幹線道路と結び、首都圏の広域幹線道路網を形成する目的で着工されます。1996年(平成8)3月26日に、最初の開通区間として、青梅IC~鶴ヶ島JCT間が開通し、その後、順次延伸して、2017年(平成29年)2月26日時点で、圏央道として茅ヶ崎JCT~大栄JCT間、松尾横芝IC~木更津JCT間が開通しており、NEXCOが管理・運営を行ってきました。
首都圏の周辺都市同士の連絡を密にし、物資輸送の効率化、交通の円滑化を進めることで、首都機能の再編成や産業活力の向上を目指しています。また、未開通区間については、NEXCOと国土交通省が共同で建設・整備を進めていて、このうち、藤沢ICとあきる野ICを境として、西側の藤沢IC~あきる野IC間をNEXCO中日本が、その他の区間をNEXCO東日本が、それぞれ建設・管理を担当してきました。
〇首都圏中央連絡自動車道(圏央道)関係略年表
<1987年(昭和62)>
・6月30日:高規格幹線道路として構想される
<1988年(昭和63)>
・3月30日:新湘南バイパスが開通する
<1993年(平成5)>
・4月1日:一般国道468号に指定される
<1996年(平成8)>
・3月26日:青梅IC~鶴ヶ島JCT間が開通する(圏央道として最初の開通区間)
<1998年(平成10)>
・3月30日:千葉東金道路二期(東金IC~松尾横芝IC間)が開通(暫定2車線)する
<2002年(平成14)>
・3月29日:日の出IC~青梅IC間が開通する
<2003年(平成15)>
・3月29日:つくばJCT~つくば牛久IC間が開通する
<2005年(平成17)>
・3月21日:あきる野IC~日の出IC間が開通する
<2007年(平成19)>
・3月10日:つくば牛久IC~阿見東IC間が開通(暫定2車線)する
・3月21日:木更津東IC~木更津JCT間が開通する
・6月23日:八王子JCT~あきる野IC間が開通し、中央自動車道と関越自動車道が東京都心の道路を経由する事なく当自動車道経由でも結ばれる
<2008年(平成20)>
・3月26日:工事中の城山八王子トンネル(現・相模原八王子トンネル)が崩落し、坑口および周囲に損傷被害を受ける
・3月29日:鶴ヶ島JCT~川島IC間が開通する
・7月18日:狭山PAが開設される
<2009年(平成21)>
・3月21日:阿見東IC~稲敷IC間が開通(暫定2車線)する
<2010年(平成22)>
・2月27日:海老名JCT~海老名IC間が開通する
・3月28日:川島IC~桶川北本IC間が開通する
・4月24日:つくば中央IC~つくばJCT間が開通(暫定2車線)する
<2011年(平成23)>
・5月29日:白岡菖蒲IC~久喜白岡JCT間が開通する
<2012年(平成24)>
・3月25日:高尾山IC~八王子JCT間が開通する
<2013年(平成25)>
・3月30日:海老名IC~相模原愛川IC間が開通し、同時に厚木PA(外回り)が開設される
・4月14日:茅ヶ崎JCT~寒川北IC間が開通する
・4月27日:東金IC/JCT~木更津東IC間が開通(暫定2車線)する
・6月11日:八王子西SICから大網白里SIC、茂原長柄SICの追加設置を国土交通大臣が認可する
・7月12日:高滝湖PA(内回り)が開設される
・8月8日:厚木PA(内回り)が開設される
<2014年(平成26)>
・4月12日:稲敷IC - 神崎IC間が(暫定2車線)する
・6月28日:相模原愛川IC~高尾山IC間が開通し、東名高速道路と中央自動車道と関越自動車道が当道路経由でも結ばれる
・7月11日:江戸崎PAが開設する
<2015年(平成27)>
・3月8日:寒川北IC~海老名JCT間が開通し、新湘南バイパスと東名高速道路、中央自動車道、関越自動車道が結ばれる
・3月29日:相模原ICが開設、および久喜白岡JCT~境古河IC間が開通(幸手IC付近を除き暫定2車線)する
・4月1日:圏央道の通行料金を見直し、今まで1キロメートル当たり 43.20円(43.20/km)から、大都市近郊区間と同じ料金制度の1キロメートル当たり29.52円(29.52円/km)へ値下げされる
・6月7日:神崎IC~大栄JCT間が開通し、常磐自動車道と東関東自動車道が首都高速道路を経由する事なく結ばれる(暫定2車線)
・8月10日:高滝湖PA(外回り)が開設される
・9月10日:平成27年9月関東・東北豪雨により、常総市の常総インターチェンジ付近の建設現場が洪水により浸水し、復旧作業と建設工法の見直しがされた結果、境古河IC~つくば中央IC間の開通時期が遅れる
・10月31日:桶川北本IC~白岡菖蒲IC間が開通し、関越自動車道と東北自動車道が当自動車道経由でも結ばれ、新湘南バイパスから東名高速道路、中央自動車道、関越自動車道を介して東北自動車道までの間が首都高速道路などを経由する事なく結ばれる
<2016年(平成28)>
・12月24日:八王子西ICがフル化(関越道方面出入口開通)する
<2017年(平成29)>
・2月26日:境古河IC~つくば中央IC間が開通し、東北自動車道と常磐自動車道が当自動車道経由でも結ばれ、新湘南バイパスから東名高速道路、中央自動車道、関越自動車道、東北自動車道、常磐自動車道を介して、東関東自動車道までの間が首都高速道路を経由する事なく結ばれる
・11月9日:台風21号による並行都道(東京都道61号山田宮の前線)土砂災害通行止めのため、八王子西IC ⇔ あきる野IC間のみの利用車両無料措置を開始する(都道復旧までの間)
・12月19日:上記の八王子西IC ⇔ あきる野IC間の代替路無料措置を終了する
・12月20日:八王子JCT本線部が内回り・外回りともに2車線化される
<2018年(平成30)>
・1月28日:海老名南JCT開通により、新東名高速道路と接続する
<2019年(平成31)>
・3月24日 : 大網白里スマートIC供用開始する
<2020年(令和2)>
・2月16日 : 茂原長柄スマートIC供用開始する
・9月26日 : 厚木PAスマートIC供用開始する
<2022年(令和4)>
・4月1日:八王子西ICがETC専用化される
・6月30日:相模原ICがETC専用化される
<2023年(令和5)>
・3月31日:久喜白岡JCT~幸手IC・境古河IC~坂東ICが4車線化され、併せて当該区間の最高速度が70 km/hから80 km/hに変更される
・9月21日:坂戸ICがETC専用化される
<2024年(令和6)>
・3月22日:高尾山ICおよび寒川北ICがETC専用化される
・4月23日:坂東PA(内回り)が開設される
・9月19日:下総ICがETC専用化される
<2025年(令和7)>
・1月24日:圏央成田IC・多古ICの名称決定について公表される
・3月5日:牛久阿見ICがETC専用化される
・3月14日:幸手IC~五霞ICが4車線化され、併せて当該区間の最高速度が70 km/hから80 km/hに変更される
・3月23日:つくば西スマートICが供用開始する
・3月25日:坂東ICがETC専用化される
・3月26日:寒川南IC・圏央厚木ICがETC専用化される
〇同じ日の過去の出来事(以前にブログで紹介した記事)
〇同じ日の過去の出来事(以前にブログで紹介した記事)
1570年(元亀元) | 姉川の戦いで織田信長・徳川家康連合軍が浅井・朝倉連合軍を破る(新暦7月30日) | 詳細 |
1837年(天保8) | 日本人漂流民を乗せた米国商船を「異国船打払令」にて砲撃したモリソン号事件が起きる(新暦7月30日) | 詳細 |
1875年(明治8) | 「新聞紙条例」と「讒謗律」が発布される | 詳細 |
1914年(大正3) | サラエボ事件で、オーストリア皇太子夫妻が暗殺され、第一次世界大戦の契機となる | 詳細 |
1919年(大正8) | ドイツが連合国と第一次世界大戦の講和条約「ヴェルサイユ条約」に調印する | 詳細 |
1945年(昭和20) | B29・141機による佐世保大空襲が始まり、翌日にかけて、罹災戸数12,037戸、死者1,242人を出す | 詳細 |
1948年(昭和23) | 福井地震(M7.1)が起こり、死者3,769人、負傷者22,203人を出す | 詳細 |
1951年(昭和26) | 小説家林芙美子の命日(芙美子忌) | 詳細 |