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 今日は、昭和時代前期の太平洋戦争下、1945年(昭和20)に、東京都が、衣料品の格納庫として隣組簡易壕舎の建設を奨励した日です。
 壕舎(ごうしゃ)は、敵の襲撃に備えて地中につくった部屋、または、防空壕のことです。太平洋戦争中には、アメリカ軍機の空襲に備えて、山の斜面や地面を掘って作られました。
 サイパン島が陥落して、本土空襲の恐れが出てきた1944年(昭和19)以降、各地で造成されるようになりましたが、資材不足のため、ほとんど防護効果がなく、応急待避施設として位置づけられています。とくに、大量の焼夷弾により、広範囲の都市爆撃が行われるようになってからは、地下壕で蒸し焼きになって死亡する人々が続出しました。

〇隣組(となりぐみ)とは?

 東京市においては、昭和時代前期の1935年(昭和10)に、岡田啓介内閣の選挙粛正運動の下部組織として隣保組織の整備が指示されたのをとっかかりとして、1938年(昭和13)5月には「交隣相助、共同防衛」をスローガンに隣組制度が制定され、これが「隣組」の嚆矢とされています。全国的には、1940年(昭和15)9月11日に出された、内務省訓令第17号の「部落会町内会等整備要領」によって、町内会などの下に設けられた最末端の地域組織で、隣保班とも呼ばれていました。
 大政翼賛会の末端組織町内会の内部に形成され、戦争総動員体制を具体化したものの一つで、江戸時代の五人組以来の旧慣をなるべく尊重し、採り入れることがうたわれています。1組につき5~10戸程度で構成され、各戸から1名以上が参加する定例集会である常会により運営されました。
 配給業務や軍人遺家族援護、防空、消火の訓練と実施などの相互扶助的な日常活動が行われ、戦時体制を支える行政の末端組織とされています。

〇同じ日の過去の出来事(以前にブログで紹介した記事)

717年(養老元) 浮浪・逃亡が増え、「諸国の百姓の浮浪・逃亡の続出に関する詔」が出される(新暦6月30日) 詳細
1641年(寛永18) 江戸幕府が平戸のオランダ人を長崎の出島に移住させる(新暦6月25日) 詳細
1809年(文化6) 間宮林蔵が樺太に単身で渡り樺太が島であることを立証する(新暦では6月日) 詳細
1875年(明治8) 最初の屯田兵が北海道の琴似(現在の札幌市西区)に入植する 詳細
1890年(明治23) 「府縣制」(明治23年法律第35号)が公布される 詳細
 「郡制」(明治23年法律第36号)が公布される 詳細
1946年(昭和21) GHQから「肥料の生産、分配及び使用に関する覚書」(SCAPIN-962)が指令される 詳細
1965年(昭和40) 労働者の結社の自由・団結権の保護を定めた「ILO87号条約」を国内で承認する 詳細
1985年(昭和60) 国会で「勤労婦人福祉法」抜本改正で、「男女雇用機会均等法」が成立(翌年4月1日施行)する 詳細