
普選運動(ふせんうんどう)は、日本において、「男子普通選挙法」の獲得を目ざし、明治時代後期の1892年(明治25)~大正時代の1925年(大正14)まで行われた社会運動で、普通選挙運動とも言います。その始まりは、1892年(明治25)に大井憲太郎が普通選挙期成同盟会を設立したこととされてきました。
紆余曲折を経て、1916年(大正5)1月に吉野作造が民本主義を広め、1918年(大正7)半ばの米騒動と11月11日第一次世界大戦休戦による世界的に民主主義の潮流に刺激された、大正デモクラシーの下で最高潮に達します。1920年(大正9)1月31日に、政党関係者、労働団体、学生団体、ジャーナリストなどが集まって全国普選連合会が結成され、2月11日には、東京で111団体、数万人の普選大示威行進が行われました。
その後、帝国議会にたびたび法案が出されて、否決されたものの、加藤高明内閣により、「治安維持法」と引きかえに、1925年(大正14)に「普通選挙法」が制定されたことで終焉しました。しかし、女性や植民地人民を除外していたので、女性は「完全普選」を要求し、「普選から婦選へ」をスローガンになおも運動を続け、ようやく太平洋戦争後後の1945年(昭和20)12月17日の選挙法改正公布により、完全普通選挙が実現しています。
紆余曲折を経て、1916年(大正5)1月に吉野作造が民本主義を広め、1918年(大正7)半ばの米騒動と11月11日第一次世界大戦休戦による世界的に民主主義の潮流に刺激された、大正デモクラシーの下で最高潮に達します。1920年(大正9)1月31日に、政党関係者、労働団体、学生団体、ジャーナリストなどが集まって全国普選連合会が結成され、2月11日には、東京で111団体、数万人の普選大示威行進が行われました。
その後、帝国議会にたびたび法案が出されて、否決されたものの、加藤高明内閣により、「治安維持法」と引きかえに、1925年(大正14)に「普通選挙法」が制定されたことで終焉しました。しかし、女性や植民地人民を除外していたので、女性は「完全普選」を要求し、「普選から婦選へ」をスローガンになおも運動を続け、ようやく太平洋戦争後後の1945年(昭和20)12月17日の選挙法改正公布により、完全普通選挙が実現しています。
〇「全国普選連合会決議」 1920年(大正9)2月22日
吾人ハ協力一致本議会ニ於テ普通選挙ノ達成ヲ期ス
大正九年二月二十二日
全国普選連合会
☆衆議院選挙の選挙権の推移
<1889年(明治22)>
「衆議院議員選挙法」制定当初、次の資格を満たす者とされる
①日本臣民の男子で年齢満25歳以上
②選挙人名簿調製の期日より前満1年以上その府県内に本籍を定め居住し引き続き居住している
③選挙人名簿調製の期日より前満1年以上その府県内において直接国税15円以上を納め引き続き納めている
<1900年(明治33)>
改正「衆議院議員選挙法」により、次の資格を満たす者となる
①帝国臣民たる男子で年齢満25歳以上
②選挙人名簿調製の期日より前満1年以上その選挙区内に住居を有し引き続き有する
③選挙人名簿調製の期日より前満1年以上地租10円以上又は満2年以上地租以外の直接国税10円以上若しくは地租とその他の直接国税とを通して10円以上を納め引き続き納めている
<1919年(大正8)>
改正「衆議院議員選挙法」により、次の資格を満たす者となる
直接国税3円以上納付の満25歳以上の男子に改められる
<1925年(大正14)>
改正「衆議院議員選挙法」(通称:普通選挙法)により、次の資格を満たす者となる
納税資格が撤廃され、満25歳以上の男子となる
<1945年(昭和20)>
改正「衆議院議員選挙法」により、次の資格を満たす者となる
満20歳以上の男女となる(選挙権が拡大され、婦人参政権が認められる)
<2015年(平成27)>
「公職選挙法等の一部を改正する法律」により、次の資格を満たす者となる
満18年以上の男女となる(18歳選挙権の実現)
〇同じ日の過去の出来事(以前にブログで紹介した記事)
〇同じ日の過去の出来事(以前にブログで紹介した記事)
| 1883年(明治16) | 病理学者緒方知三郎の誕生日 | 詳細 | |||||
| 1892年(明治25) | 詩人・随筆家・翻訳家尾崎喜八の誕生日 | 詳細 | |||||
| 1893年(明治26) | 北村透谷・島崎藤村らが文藝雑誌「文学界」を創刊する | 詳細 | |||||
| 1897年(明治30) | 哲学者・啓蒙思想家・教育者西周の命日 | 詳細 | |||||
| 1935年(昭和10) | 小説家・ノーベル文学賞作家大江健三郎の誕生日 | 詳細 | |||||
| 1947年(昭和22) | マッカーサーが、翌日から予定されていた「2.1ゼネスト」の中止を命令する | 詳細 | |||||
| 1985年(昭和60) | 小説家石川達三の命日 | 詳細 | |||||
| 2007年(平成19) | 小説家高橋揆一郎の命日 | 詳細 | |||||
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