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 今日は、飛鳥時代の694年(持統天皇8)に、持統天皇が飛鳥浄御原宮から藤原京に遷都した日ですが、新暦では、12月27日となります。
 藤原京(ふじわらきょう)は、奈良県橿原市と高市郡明日香村にまたがる地域にあった飛鳥時代の都で、日本史上で最初の条坊制を布いた本格的な唐風都城でもあったとされます。694年(持統天皇8)に、持統天皇が飛鳥浄御原宮から遷都し、710年(和銅3)に、元明天皇により、平城京に遷都されるまで、三代(持統・文武・元明)16年間の日本の首都とされました。
 大和三山に囲まれた飛鳥地方に造営され、唐の制度を模し、左京・右京とも東西4坊・南北12条に区画されています。中央北部に宮城をおき、12の門、内裏、朝堂院などがありましたが、平城京遷都 (710年) の翌年に焼失しました。
 今でも、藤原京の中心にあった藤原宮の大極殿の土壇が残っており、周辺は史跡公園になっています。藤原宮跡は、1952年(昭和27)に国の特別史跡に指定されており、現在では、その6割ほどが保存されて、藤原宮及び藤原京の発掘調査が続けられてきました。
 この地域から、木簡約1200点が出土していて、古代史を解明する上で重要な資料となっています。これらの出土品は、「奈良文化財研究所 藤原宮跡資料室」や「飛鳥資料館」(明日香村奥山)で公開されてきました。

〇藤原京関係略年表(日付は旧暦です)

・676年(天武天皇5) 天武天皇が「新城(にいき)」の選定に着手する
・684年(天武天皇13) 天武天皇が京師を巡行して宮室の地を定める
・690年(持統天皇4) 高市皇子が、藤原宮の地をみ、藤原京造営が再開される
・691年(持統天皇5) 藤原京域を地鎮する
・692年(持統天皇6) 持統天皇が、藤原京の路をみ、藤原宮を地鎮する
・693年(持統天皇7) 持統天皇が、藤原宮の地へ行幸する
・694年(持統天皇8年12月6日) 持統天皇が飛鳥浄御原宮から藤原京に遷都する
・701年(大宝元) 「大宝律令」が完成する
・702年(大宝2) 持統太上天皇が亡くなり、遣唐使を派遣する
・707年(慶雲4) 文武天皇が亡くなり、元明天皇が即位する
・708年(和銅元) 元明天皇より遷都の勅が下り、和銅開珎を鋳造する
・710年(和銅3) 元明天皇により、平城京に遷都される
・711年(和同4) 藤原宮・大官大寺などが焼亡する

〇同じ日の過去の出来事(以前にブログで紹介した記事)

1720年(享保5) 近松門左衞門が『心中天網島』を脚色し、人形浄瑠璃として初演される(新暦1721年1月3日) 詳細
1887年(明治20) 幕末明治維新期の政治家・薩摩藩主忠義の父島津久光の命日 詳細
1890年(明治23) 第1回帝国議会で山形有朋の施政方針演説が行われる 詳細
1912年(大正元) 「朝日新聞」において、夏目漱石著の『行人』が連載開始される 詳細
1918年(大正7) 「大学令」が公布される 詳細
「(第2次)高等学校令」が公布される 詳細
1927年(昭和2) 政治雑誌「労農」が創刊される 詳細
1957年(昭和32) 「日ソ通商条約」が調印される 詳細