今日は、明治時代後期の1891年(明治24)に、濃尾地震がおきた日です。
この地震は、岐阜県本巣郡根尾村(現在の本巣市)付近を震源に、発生したマグニチュード8.0の大地震で、最大有感距離は800kmに達したとされ、明治時代以降の内陸部で起った地震としては最大のものでした。
この結果、死者7,273人、負傷者17,175人、全半壊の家屋22万2,501戸、道路破裂2万67ヶ所、橋梁損落1万392ヶ所、堤防崩壊7,177ヶ所、山崩れ1万224ヶ所などの大きな被害が発生しました。
この地震により、愛知県犬山市東方から福井県下にわたり、北北西―南南東の方向に、長さ約80kmの根尾谷断層が出現し、岐阜県本巣郡根尾村水鳥(現在の本巣市根尾水鳥)付近では西側が約6m隆起し、南南東方向に約2mずれたのです。
この水鳥地区の断層崖は、1927年(昭和2)6月14日に国の天然記念物に指定され、さらに1952年(昭和27)3月29日に特別天然記念物になりました。
この根尾谷断層を保存し、展示することを目的に1992年(平成4)3月に、「地震断層観察館・体験館」がオープンしましたが、断層のズレを直接観察できる貴重な施設です。
尚、この場所は2007年(平成19)5月10日、に「日本の地質百選」にも選ばれました。
〇明治時代以降に日本周辺で起きた被害の大きかった地震ワースト12
1. 関東地震[関東大震災](1923年9月1日)死者・行方不明者105,385人<マグニチュード7.9>
2. 東北地方太平洋沖地震[東日本大震災](2011年3月11日)死者・行方不明者22,010人<マグニチュード9.0>
3. 明治三陸地震(1896年6月15日)死者・行方不明者21,959人<マグニチュード8.2>
4. 濃尾地震(1891年10月28日)死者・行方不明者7,273人<マグニチュード8.0>
5. 兵庫県南部地震[阪神・淡路大震災](1995年1月17日)死者・行方不明者6,437人<マグニチュード7.3>
6. 福井地震(1948年6月28日)死者・行方不明者3,769人<マグニチュード7.1>
7. 昭和三陸地震(1933年3月3日)死者・行方不明者3,064人<マグニチュード8.1>
8. 北丹後地震(1927年3月7日)死者2,912人<マグニチュード7.3>
9. 三河地震(1945年1月13日)死者・行方不明者1,961人<マグニチュード6.8>
10,昭和南海地震(1946年12月21日)死者・行方不明者1,443人<マグニチュード8.0>
11.昭和東南海地震(1944年12月7日)死者・行方不明者1,223人<マグニチュード7.9>
12.鳥取地震(1943年9月10日)死者1,083人<マグニチュード7.2>
この地震は、岐阜県本巣郡根尾村(現在の本巣市)付近を震源に、発生したマグニチュード8.0の大地震で、最大有感距離は800kmに達したとされ、明治時代以降の内陸部で起った地震としては最大のものでした。
この結果、死者7,273人、負傷者17,175人、全半壊の家屋22万2,501戸、道路破裂2万67ヶ所、橋梁損落1万392ヶ所、堤防崩壊7,177ヶ所、山崩れ1万224ヶ所などの大きな被害が発生しました。
この地震により、愛知県犬山市東方から福井県下にわたり、北北西―南南東の方向に、長さ約80kmの根尾谷断層が出現し、岐阜県本巣郡根尾村水鳥(現在の本巣市根尾水鳥)付近では西側が約6m隆起し、南南東方向に約2mずれたのです。
この水鳥地区の断層崖は、1927年(昭和2)6月14日に国の天然記念物に指定され、さらに1952年(昭和27)3月29日に特別天然記念物になりました。
この根尾谷断層を保存し、展示することを目的に1992年(平成4)3月に、「地震断層観察館・体験館」がオープンしましたが、断層のズレを直接観察できる貴重な施設です。
尚、この場所は2007年(平成19)5月10日、に「日本の地質百選」にも選ばれました。
〇明治時代以降に日本周辺で起きた被害の大きかった地震ワースト12
1. 関東地震[関東大震災](1923年9月1日)死者・行方不明者105,385人<マグニチュード7.9>
2. 東北地方太平洋沖地震[東日本大震災](2011年3月11日)死者・行方不明者22,010人<マグニチュード9.0>
3. 明治三陸地震(1896年6月15日)死者・行方不明者21,959人<マグニチュード8.2>
4. 濃尾地震(1891年10月28日)死者・行方不明者7,273人<マグニチュード8.0>
5. 兵庫県南部地震[阪神・淡路大震災](1995年1月17日)死者・行方不明者6,437人<マグニチュード7.3>
6. 福井地震(1948年6月28日)死者・行方不明者3,769人<マグニチュード7.1>
7. 昭和三陸地震(1933年3月3日)死者・行方不明者3,064人<マグニチュード8.1>
8. 北丹後地震(1927年3月7日)死者2,912人<マグニチュード7.3>
9. 三河地震(1945年1月13日)死者・行方不明者1,961人<マグニチュード6.8>
10,昭和南海地震(1946年12月21日)死者・行方不明者1,443人<マグニチュード8.0>
11.昭和東南海地震(1944年12月7日)死者・行方不明者1,223人<マグニチュード7.9>
12.鳥取地震(1943年9月10日)死者1,083人<マグニチュード7.2>