
大島大橋(おおしまおおはし)は、山口県柳井市大畠(本州)と大島郡周防大島町小松瀬戸(屋代島)と間の大畠瀬戸最狭部に架かる橋梁です。1970年(昭和45)に着工され、1976年(昭和51)7月4日に、日本道路公団により一般有料道路「大島大橋有料道路」として開通し、1976年土木学会田中賞作品部門を受賞しています。これによって、日本国有鉄道(国鉄)の大島連絡船(大島航路)が廃止されました。
大畠瀬戸は最大流速10ノットの急流であるため、世界初となる多柱式基礎の上に連続トラスを設置する構造が採用されています。全長は1,020m、高さは海面から31.9m、形式は3径間トラス橋で、車線数は2車線で、東側に歩道が設置され、建設費99億円かかりました。
1987年(昭和62)6月1日に山口県道路公社へ事業譲渡され、1996年(平成8)6月1日には、償還期間満了により無料開放となっています。尚、2018年(平成30)1月11日に送水管の継ぎ手部が金属疲労により破断し、周防大島内のほぼ全域が断水となる事態が生じ、同年10月22日には、ドイツの海運会社、オルデンドルフ・キャリアーズが所有する貨物船が通過時、橋桁に衝突し送水管・光ケーブルが破断して島内が断水し、インターネット回線が不通となる事故が起きました。
大畠瀬戸は最大流速10ノットの急流であるため、世界初となる多柱式基礎の上に連続トラスを設置する構造が採用されています。全長は1,020m、高さは海面から31.9m、形式は3径間トラス橋で、車線数は2車線で、東側に歩道が設置され、建設費99億円かかりました。
1987年(昭和62)6月1日に山口県道路公社へ事業譲渡され、1996年(平成8)6月1日には、償還期間満了により無料開放となっています。尚、2018年(平成30)1月11日に送水管の継ぎ手部が金属疲労により破断し、周防大島内のほぼ全域が断水となる事態が生じ、同年10月22日には、ドイツの海運会社、オルデンドルフ・キャリアーズが所有する貨物船が通過時、橋桁に衝突し送水管・光ケーブルが破断して島内が断水し、インターネット回線が不通となる事故が起きました。
〇大島連絡船・大島大橋関係略年表
・1921年(大正10)7月28日 山口県が大畠~小松港間の無料航路を開設する
・1946年(昭和21)4月24日 国鉄(運輸省)に移管され、大畠駅~小松港間の大島連絡船(大島航路)となる
・1949年(昭和24)6月1日 「日本国有鉄道法」施行に伴い、公共企業体日本国有鉄道(国鉄)に移管する
・1954年(昭和29)7月 大島連絡船で、自動車の航送を開始する
・1970年(昭和45) 大島大橋が着工される
・1976年(昭和51)7月4日 日本道路公団により一般有料道路「大島大橋有料道路」として開通し、1976年土木学会田中賞作品部門受賞、大島連絡船(大島航路)が廃止される
・1987年(昭和62)6月1日 山口県道路公社へ事業譲渡される
・1996年(平成8)6月1日 償還期間満了により無料開放となる
・2018年(平成30)1月11日 送水管の継ぎ手部が金属疲労により破断し、周防大島内のほぼ全域が断水となる事態が生じる
・2018年(平成30)10月22日 ドイツの海運会社、オルデンドルフ・キャリアーズが所有する貨物船が通過時、橋桁に衝突し送水管・光ケーブルが破断して島内が断水し、インターネット回線が不通となる事故が起きる
〇同じ日の過去の出来事(以前にブログで紹介した記事)
〇同じ日の過去の出来事(以前にブログで紹介した記事)
757年(天平宝字元) | 藤原仲麻呂を打倒しようとした橘奈良麻呂の乱(未遂)が起きる(新暦7月27日) | 詳細 |
1872年(明治5) | 「明治5年7月4日大蔵省達第83号」が発布され、日本全国に地券を交付するとされる(新暦8月7日) | 詳細 |
1900年(明治33) | 物理学者・随筆家中谷宇吉郎の誕生日 | 詳細 |
1910年(明治43) | 日本とロシアとの間で、「第二次日露協約」が締結される | 詳細 |
1912年(明治45) | 彫刻家佐藤忠良の誕生日 | 詳細 |
1941年(昭和16) | 帝都高速度交通営団設立される | 詳細 |
1952年(昭和27) | 「破壊活動防止法」(昭和27年7月21日法律第240号)が、国会で成立する | 詳細 |
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