
山下公園(やましたこうえん)は、神奈川県横浜市中区山下町にある臨海都市公園です。1923年(大正12)の関東大震災後の市の復興計画案の中で海岸公園として計画され、1925年(大正14)に震災投棄物の上を山手隧道掘削土砂と大岡川などの河川浚渫土砂で埋立整地する公園造成が着工されました。
1930年(昭和5)3月15日に山下公園として開園し、1935年(昭和10)には、公園内にて復興記念横浜大博覧会が開催(3月26日~5月24日)されます。太平洋戦争後の1945年(昭和20)に、進駐してきたアメリカ軍により接収され、進駐軍の住宅用地として利用されましたが、1954年(昭和29)には、返還されて再整備が開始されました。
1959年(昭和34)にアメリカ軍による接収が全面解除され、1960年(昭和35)に公園地の全域が市民に開放されます。横浜港に面して約750mにわたり、約100mの幅で設けられ、面積は7.4haあり、公園沿いには氷川丸が係留され、公園内には数多くの記念碑があり、サンディエゴ市から贈られた「水の守護神」、童謡でおなじみの「赤い靴はいてた女の子像」などが見どころとなってきました。
尚、1989年(平成元)に「日本の都市公園100選」、2001年(平成13)に「かながわ未来遺産100」、2003年(平成15)に「東京湾100選」に選定され、2007年(平成19)には、登録記念物に登録されています。また、2017年(平成29)には、第33回全国都市緑化よこはまフェア(愛称:ガーデンネックレス横浜2017)が開催されました。
1930年(昭和5)3月15日に山下公園として開園し、1935年(昭和10)には、公園内にて復興記念横浜大博覧会が開催(3月26日~5月24日)されます。太平洋戦争後の1945年(昭和20)に、進駐してきたアメリカ軍により接収され、進駐軍の住宅用地として利用されましたが、1954年(昭和29)には、返還されて再整備が開始されました。
1959年(昭和34)にアメリカ軍による接収が全面解除され、1960年(昭和35)に公園地の全域が市民に開放されます。横浜港に面して約750mにわたり、約100mの幅で設けられ、面積は7.4haあり、公園沿いには氷川丸が係留され、公園内には数多くの記念碑があり、サンディエゴ市から贈られた「水の守護神」、童謡でおなじみの「赤い靴はいてた女の子像」などが見どころとなってきました。
尚、1989年(平成元)に「日本の都市公園100選」、2001年(平成13)に「かながわ未来遺産100」、2003年(平成15)に「東京湾100選」に選定され、2007年(平成19)には、登録記念物に登録されています。また、2017年(平成29)には、第33回全国都市緑化よこはまフェア(愛称:ガーデンネックレス横浜2017)が開催されました。
〇山下公園関係略年表
・1863年(文久3)頃 フランス波止場が完成する(現在の山下公園中央部)
・1923年(大正12) 震災後の市の復興計画案の中で海岸公園として計画され、その名称が山下公園に決まる
・1925年(大正14) 震災投棄物の上を山手隧道掘削土砂と大岡川などの河川浚渫土砂で埋立整地する公園造成が着工される
・1930年(昭和5)3月15日 山下公園として、開園する
・1935年(昭和10) 公園内にて復興記念横浜大博覧会が開催(3月26日~5月24日)される。
・1939年(昭和14) 震災時に受けた恩恵への返礼として、横浜印度商組合が公園の西端部に水飲場(インド水塔)を寄贈する
・1945年(昭和20) 太平洋戦争における日本の降伏に伴い、進駐してきたアメリカ軍により接収され、米国進駐軍の住宅用地として利用される
・1954年(昭和29) アメリカ軍から返還され、再整備が開始される
・1957年(昭和32) 沈床花壇の再整備が完了する
・1959年(昭和34) アメリカ軍による接収が全面解除される
・1960年(昭和35) 公園地の全域が市民に開放される
・1961年(昭和36) 再整備が終了、岸壁に氷川丸が係留され、公園内を通る臨港鉄道(山下臨港線・高架の貨物線)が着工する
・1965年(昭和40) 臨港鉄道線が開通する
・1971年(昭和46) リカルテ将軍記念碑が建立される
・1986年(昭和61) 臨港鉄道線が廃止、第1回神奈川新聞花火大会が開催される
・1988年(昭和63) 横浜博覧会の際して東側一帯が再整備され、駐車場や世界の広場などができる
・1989年(平成元) 緑の文明学会と日本公園緑地協会により「日本の都市公園100選」に選定される
・2001年(平成13) 2001年「希望の年」記念事業の一環として、「かながわ未来遺産100」実行委員会により、「かながわ未来遺産100」に選定される
・2002年(平成14) 山下臨港線跡が「山下臨港線プロムナード」として整備され、新港地区から当公園まで遊歩道によって直結される
・2003年(平成15) 東京湾100選選定委員会により、「東京湾100選」に選定される
・2005年(平成17) 横浜トリエンナーレ2005が隣接する山下埠頭で開催(9月28日~12月18日)
・2007年(平成19) 登録記念物に登録される
・2009年(平成21) 横浜港開港150周年記念事業「開国博Y150」を開催(4月28日~9月27日)する
・2016年(平成28) バラ園を再整備し、「未来のバラ園」としてリニューアルする
・2017年(平成29) 第33回全国都市緑化よこはまフェア(愛称:ガーデンネックレス横浜2017)が開催(3月25日~6月4日)される
〇同じ日の過去の出来事(以前にブログで紹介した記事)
〇同じ日の過去の出来事(以前にブログで紹介した記事)
1868年(慶応4) | 明治政府が、民政方針を示す「五榜の掲示」の高札を設置する(新暦4月7日) | 詳細 |
1875年(明治8) | 詩人蒲原有明の誕生日 | 詳細 |
1884年(明治17) | 「地租条例」が公布される | 詳細 |
1890年(明治23) | 琵琶湖疎水の第一期工事が完成し、全線通水が完了する | 詳細 |
1914年(大正3) | 秋田県内陸南部を震源とする秋田仙北地震(マグニチュード7.1)が起き、大きな被害を出す | 詳細 |
1958年(昭和33) | 劇作家・演出家・小説家・批評家久保栄の命日 | 詳細 |