
新国立劇場(しんこくりつげきじょう)は、東京都渋谷区にある国立の劇場で、地上5階、地下4階建て、館内の延べ面積68,800㎡、オペラ劇場(1,814人席)・中劇場(1,038人席)・小劇場(340~468席)とけいこ場、研修施設などから構成されてきました。
1966年(昭和41)11月1日に、東京都千代田区隼町に国立劇場が開場し、歌舞伎、文楽、邦舞、民俗芸能などを上演してきましたが、オペラ、バレエ、現代舞踊、演劇のための国立の劇場設立の要望が大きくなります。その中で、1975年(昭和50)に第二国立劇場設立準備費が計上され、翌年には、第二国立劇場の基本構想案が第二国立劇場設立準備協議会で承認されました。
しかし、その後紆余曲折を経て、ようやく、1992年(平成4)8月に着工、1997年(平成9)2月に竣工し、同年10月10日に開場しています。当日は、オペラ「建・TAKERU」(團伊玖磨作曲、星出豊指揮)で、こけら落しが行われました。
日本芸術文化振興会(独立行政法人)が設置し、公益財団法人新国立劇場運営財団が委託を受けて運営をしています。
1966年(昭和41)11月1日に、東京都千代田区隼町に国立劇場が開場し、歌舞伎、文楽、邦舞、民俗芸能などを上演してきましたが、オペラ、バレエ、現代舞踊、演劇のための国立の劇場設立の要望が大きくなります。その中で、1975年(昭和50)に第二国立劇場設立準備費が計上され、翌年には、第二国立劇場の基本構想案が第二国立劇場設立準備協議会で承認されました。
しかし、その後紆余曲折を経て、ようやく、1992年(平成4)8月に着工、1997年(平成9)2月に竣工し、同年10月10日に開場しています。当日は、オペラ「建・TAKERU」(團伊玖磨作曲、星出豊指揮)で、こけら落しが行われました。
日本芸術文化振興会(独立行政法人)が設置し、公益財団法人新国立劇場運営財団が委託を受けて運営をしています。
〇国立劇場関係略年表
・1966年(昭和41)6月27日 「国立劇場法」が公布される
・1966年(昭和41)7月1日 特殊法人国立劇場が設立される
・1966年(昭和41)11月1日 国立劇場が開場(東京都千代田区隼町)する
・1975年(昭和50) 第二国立劇場設立準備費が計上される
・1976年(昭和51) 第二国立劇場の基本構想案が第二国立劇場設立準備協議会で承認される
・1979年(昭和54)3月22日 落語、講談等の大衆芸能のための国立演芸資料館(国立演芸場)が開場(東京都千代田区隼町)する
・1983年(昭和58)9月15日 能楽(能、狂言)を上演する国立能楽堂が開場(東京都渋谷区千駄ヶ谷)する
・1984年(昭和59)3月20日 文楽を中心に広く上方芸能を上演する国立文楽劇場が開場(大阪府大阪市中央区日本橋)する
・1989年(平成元)4月1日 「国立劇場法の一部改正法」が施行(現代舞台芸術に関する業務の追加)される
・1990年(平成2)3月30日 「国立劇場法の一部改正法」が施行(文化芸術活動に対する助成業務の追加、芸術文化振興基金設置、特殊法人日本芸術文化振興会に名称変更)される
・1992年(平成4)8月 新国立劇場を着工する
・1997年(平成9)2月 新国立劇場が竣工する、
・1997年(平成9)10月10日 オペラ、舞踊(バレエ、現代舞踊)、演劇等の現代舞台芸術を上演する新国立劇場が開場(東京都渋谷区本町)する
・1997年(平成9)11月1日 新国立劇場舞台美術センター資料館開館(千葉県銚子市豊里台)
・1999年(平成11)9月 アートギャラリーのオープンをもって、新国立劇場の全体が完成する
・2002年(平成14)12月13日 「独立行政法人日本芸術文化振興会法」が公布される
・2003年(平成15)3月19日 「伝統芸能情報館開館」(国立劇場敷地内)が開館する
・2003年(平成15)10月1日 日本芸術文化振興会が独立行政法人に組織形態を移行する
・2004年(平成16)1月18日 組踊等の沖縄伝統芸能を上演する国立劇場おきなわが開場(沖縄県浦添市勢理客)する
・2009年(平成21)4月1日 文化庁の文化芸術振興費補助金による事業のうち芸術団体を対象とするものが移管される