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 今日は、昭和時代中期の1964年(昭和39)に、日本初の高速バスである国鉄・日本急行の名神ハイウェイバスが運行開始した日です。
 高速バスは、主に高速道路を通行する路線バスのことで、道路運送法に準じ、路線を定めて定期的に不特定多数の旅客を運送する一般乗合旅客自動車運送事業(路線バス)の一つでした。
 1964年(昭和39)9月6日に名神高速道路の一宮IC~関ヶ原IC、尼崎IC~西宮ICが開通し、すでに開通していた区間と合わせて、一宮IC~西宮IC間が高速道路でつながったことにより、国鉄バス(現在はJRバスとして、JR東海バス・西日本JRバスの2社が共同運行)・日本急行バス(後に名古屋観光日急~名鉄観光バスを経て、現在は名鉄バスへ移管)による、日本初の高速バスである名神ハイウェイバス(名古屋~大阪・神戸間)が同年10月5日から運行を開始します。
 その後、1965年(昭和40)3月6日から、名古屋~京都間でも運行が始まり、日本高速自動車(現:名阪近鉄バス)も参入しました。
 また、1967年(昭和42)12月の中央自動車道の一部区間の完成により、1968年(昭和43)3月3日から、新宿~富士五湖間の長距離バスを中央自動車道(調布~八王子)に乗り入れ、中央高速バスとして運行が始まります。
 さらに、1969年(昭和44)5月26日の東名高速道路全線の開通により、6月10日から国鉄バス・東名急行バス(1975年廃業)2社による東名高速バス(東京~名古屋間)及び東京~関西地区を結ぶ夜行バスが開業しました。このようにして、高速道路の延伸・開通に伴い、高速バス路線もどんどん増えていきます。
 同じ距離の他の輸送機関と比べて運賃が安い、運行本数が多い、乗り換えの面倒がない、快適性が高い、夜行便が多いなどの利点により、乗客も増加していきました。
 尚、2000年(平成12)の道路運送法の改正によって、バスサービスの供給に関する規制緩和が行われ、乗合バス事業者ではない貸切バス事業者がいわゆる「高速ツアーバス」サービスを提供し始めて、高速バス市場に参入するようになっています。