ガウスの歴史を巡るブログ(その日にあった過去の出来事)

 学生時代からの大の旅行好きで、日本中を旅して回りました。その中でいろいろと歴史に関わる所を巡ってきましたが、日々に関わる歴史上の出来事や感想を紹介します。Yahooブログ閉鎖に伴い、こちらに移動しました。

カテゴリ: その他

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 今日は、昭和時代中期の1961年(昭和36)に、横浜マリンタワーが開館した日です。
 横浜マリンタワー(よこはままりんたわー)は、神奈川県横浜市中区山下町にある展望塔で、横浜港開港100周年記念事業の一環として建設されました。昭和時代中期の1961年(昭和36)1月15日に開館し、高さ106mあり、2層の展望フロア、360度の大パノラマから見える夜景は必見です。
 当初は灯台としても使用されてきましたが、2008年(平成20)7月に機能廃止しました。2階まで吹き抜けのホールに山下清画伯の壁画や灯台だった頃に使用されていた灯具が展示され、レストランやバー、多目的ホールも併設されています。
 2006年(平成18)12月に、営業を一旦終了し改装工事が実施され、2009年(平成21)5月23日に一度目のリニューアルオープンし、さらに、2019年(平成31)4月より休業して、再び改装工事が実施され、2022年(令和4)9月1日に二度目のリニューアルオープンをしました。尚、全国の有名なタワー20で構成される「全日本タワー協議会」にも加盟していて、「スタンプラリー」を実施し、スタンプを集めると認定証と記念品がもらえます。

〇「全日本タワー協議会」とは?

 1961年(昭和36)に、東京タワー、通天閣、名古屋テレビ塔の3つで発足しましたが、現在は、日本国内の20のタワーで運営されている協議会で、全国を4つのブロックに分けて活動しています。
 2006年(平成18)から、10月1日を「展望の日」と定め、各加盟タワーにおいて、来場者へ特典プレゼントを贈呈するなどのイベントが行われるようになりました。
 また、2010年(平成22)の「展望の日」から、「All-Japan20タワーズスタンプラリー」を実施していて、各加盟タワーを訪問してスタンプを集め、ブロック全てのスタンプを集めた来場者にはブロック認定証と記念品が、20タワー全てのスタンプを集めた来場者には完全制覇認定証と特別記念品が贈られています。

☆全日本タワー協議会加盟タワー一覧

<イースト>
・さっぽろテレビ塔(北海道)
・五稜郭タワー(北海道)
・銚子ポートタワー(千葉県)
・千葉ポートタワー(千葉県)
・東京タワー(東京都)
・横浜マリンタワー(神奈川県)

<セントラル>
・名古屋テレビ塔(愛知県)
・東山スカイタワー(愛知県)
・東尋坊タワー(福井県)
・ツインアーチ138(愛知県)
・クロスランドタワー(富山県)

<カンサイ>
・通天閣(大阪府)
・京都タワー(京都府)
・神戸ポートタワー(兵庫県)
・空中庭園展望台(大阪府)

<ウエスト>
・福岡タワー(福岡県)
・ゴールドタワー(香川県)
・海峡ゆめタワー(山口県)
・夢みなとタワー(鳥取県)
・別府タワー(大分県)

☆日本のタワーの高さベスト17(一般に登れるもの限定)

1.東京スカイツリー(634m) 東京都墨田区―2012年完成
2.東京タワー(333m) 東京都港区―1958年完成
3.福岡タワー(234m) 福岡県福岡市早良区―1989年完成
4.名古屋テレビ塔(180m) 愛知県名古屋市中区―1954年完成
5.梅田スカイビル 空中庭園展望台(173m) 大阪府大阪市
6.ゴールドタワー(158m) 香川県綾歌郡宇多津町―1988年完成
7.海峡ゆめタワー(153m) 山口県下関市―1996年完成
8.さっぽろテレビ塔(147.2m) 北海道札幌市中央区―1957年完成
9.セリオン[秋田市ポートタワー](143m) 秋田県秋田市―1994年完成
10.ツインアーチ138[木曾三川公園] (138m) 愛知県一宮市―1995年完成
11.京都タワー(131m) 京都府京都市下京区―1964年完成
12.千葉ポートタワー(125m) 千葉県千葉市中央区―1986年完成
13.クロスランドタワー(118m) 富山県小矢部市―1994年完成
14.神戸ポートタワー(108m) 兵庫県神戸市中央区―1963年完成
15.通天閣(108m) 大阪府大阪市浪速区―1956年完成
16.五稜郭タワー(107m) 北海道函館市―2006年完成
17.横浜マリンタワー(106m) 神奈川県横浜市中区―1961年完成

〇同じ日の過去の出来事(以前にブログで紹介した記事)

1862年(文久2)坂下門外の変が起きる(新暦2月13日)詳細
1872年(明治5)彫刻家平櫛田中の誕生日(新暦2月23日)詳細
1899年(明治32)雑誌「反省雑誌」を「中央公論」と改題して発足する詳細
1936年(昭和11)日本がロンドン海軍軍縮会議からの脱退を通告する詳細
1940年(昭和15)静岡大火が起こり、5,275戸を焼失、死者1名、負傷者788名を出す詳細
1974年(昭和49)長崎県の端島炭鉱(軍艦島)が閉山する詳細
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 今日は、平成時代の2010年(平成22)に、農林水産省により「ため池百選」が選定された日です。
 「ため池百選(ためいけひゃくせん)」は、日本全国に存在するため池の歴史や役割などについて、人々がより深い理解を得るための契機として、農林水産省が選定したものでした。全国に約21万箇所あるため池の多くは長い歴史を有し、農業用水の水源して農業の礎を担うとともに、地域の文化にも深く携わり、周辺の農地や里山と一体となって多用な生物の生育・生息の場となってきましたが、農業者の減少、高齢化の中で管理が難しくなりつつあって、その歴史や多様な役割、保全の必要性が国民に理解される契機とするため企画されます。
 2009年(平成21) 4月20日~7月10日間、ため池百選候補の募集が行われ、827件の応募があり、11月20日の第一次選定で一般投票の対象とするため池候補をため池百選選考委員会で287件選定、翌年1月8日~2月8日まで、農業の礎、歴史・文化・伝統、景観、生物多様性、地域とのかかわり等々をポイントとして一般投票を実施し、約73,000票の投票がありました。その結果をふまえ、ため池百選選考委員会で3月11日に選定され、3月25日に一般公表されます。
 選定されたため池は、いずれも人工的に造成されたもの(ダムなどは含まず)であり、その地域に存在する複数のため池(群)が選定されている場合もあり、現在も農業に活用されているものだけとなりました。

〇「ため池百選」一覧

1.美幌温水溜池(北海道美幌町)太陽光で河川水を温水化するため池 
2.廻堰大溜池(青森県鶴田町)堰堤4.2km日本最大・愛称津軽富士見湖 
3.境野沢ため池(青森県五所川原市)津軽藩の灌漑事業 
4.藤枝ため池(青森県五所川原市)日本さくら名所100選 
5.千貫石ため池(岩手県金ケ崎町)人柱伝説・千貫石森林公園 
6.久保川流域ため池群(岩手県一関市)にほんの里100選 
7.百間堤[有切ため池](岩手県一関市)東磐井地域棚田20選 
8.内田ため池(岩手県奥州市)
9.加瀬沼ため池(宮城県多賀城市、塩竈市、利府町)加瀬沼公園 
10.一丈木ため池(秋田県美郷町)一丈木公園 
11.小友沼(秋田県能代市)東アジア地域ガンカモ類重要生息地ネットワーク指定地 
12.大山上池・下池(山形県鶴岡市)ラムサール条約登録湿地 
13.徳良池[徳良湖](山形県尾花沢市)  
14.馬神ため池と大谷の郷(山形県朝日町)  
15.玉虫沼(山形県山辺町)山辺町玉虫沼農村公園 
16.藤沼貯水池[藤沼湖](福島県須賀川市)東北地方太平洋沖地震により決壊 
17.南湖[南湖公園](福島県白河市)史跡・名勝・南湖県立自然公園 
18.宍塚大池(茨城県土浦市)  
19.砂沼湖(茨城県下妻市)茨城百景・砂沼広域公園 
20.神田池(茨城県阿見町)阿見名所百選 
21.大沼(栃木県小山市)  
22.唐桶溜(栃木県芳賀町)唐桶宗山公園 
23.妙参寺沼(群馬県太田市)  
24.間瀬湖(埼玉県本庄市)県立上武自然公園 
25.小中池(千葉県大網白里市)房総の魅力500選 
26.月見が池(山梨県上野原市)  
27.御射鹿池(長野県茅野市)八ヶ岳中信高原国定公園 
28.菅大平温水ため池[あやめ公園池](長野県木祖村)  
29.千人塚城ヶ池(長野県飯島町)中央アルプス国定公園 
30.塩田平のため池群(長野県上田市)遊歩百選 
31.荒神山ため池[たつの海](長野県辰野町)荒神山スポーツ公園 
32.中郷温水池(静岡県三島市)平成の名水百選・疏水百選 
33.青野池(新潟県上越市)
34.坊ヶ池(新潟県上越市)坊ヶ池湖畔公園 
35.朝日池(新潟県上越市)新潟県立大潟水と森公園 
36.じゅんさい池[下野](新潟県阿賀野市)  
37.赤祖父溜池(富山県南砺市)水源の森百選 
38.桜ヶ池(富山県南砺市)桜ヶ池ハイウェイオアシス・桜ヶ池県定公園 
39.漆沢の池(石川県七尾市)  
40.鴨池(石川県加賀市)ラムサール条約登録湿原 
41.赤尾大堤(福井県勝山市)奥越高原県立自然公園・恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク 
42.八幡池(岐阜県坂祝町)  
43.入鹿池(愛知県犬山市)飛騨木曽川国定公園・博物館明治村・かんがい施設遺産 
44.三好池(愛知県みよし市)  
45.芦ヶ池(愛知県田原市)  
46.初立池(愛知県田原市)  
47.片田・野田のため池群(三重県津市)  
48.楠根ため(三重県菰野町)国の天然記念物「田光のシデコブシ及び湿地植物群落」 
49.八楽溜(滋賀県東近江市)  
50.西池(滋賀県長浜市)  
51.三島池(滋賀県米原市)  
52.淡海湖(滋賀県高島市)家族旅行村ビラデスト 
53.広沢池(京都府京都市)歴史的風土特別保存地区 
54.大正池(京都府井手町)平成の名水百選 
55.佐織谷池(京都府舞鶴市)  
56.狭山池(大阪府大阪狭山市)日本最古の人工ため池、美しい日本の歩きたくなるみち500選、かんがい施設遺産 
57.久米田池(大阪府岸和田市)かんがい施設遺産 
58.長池オアシス[長池、下池](大阪府熊取町)  
59.寺田池(兵庫県加古川市)疏水百選  
60.天満大池(兵庫県稲美町)天満大池公園 
61.いなみ野ため池ミュージアム(兵庫県明石市、加古川市、高砂市、稲美町、播磨町)文化的景観180カ所、関西自然に親しむ風景100選、近代化産業遺産、疏水百選 
62.西光寺野台地のため池群(兵庫県姫路市、福崎町)  
63.長倉池(兵庫県加西市)  
64.昆陽池(兵庫県伊丹市)  
65.斑鳩ため池(奈良県斑鳩町)  
66.箸中大池(奈良県桜井市)箸墓古墳の周堀 
67.亀池(和歌山県海南市)生石高原県立自然公園 
68.狼谷溜池(鳥取県倉吉市)因伯の名水(ふれあいの水辺) 
69.大成池(鳥取県伯耆町)  
70.うしおの沢池(島根県雲南市)  
71.やぶさめのため池(島根県江津市)  
72.神之渕池(岡山県久米南町)日本の棚田百選 
73.鯉ヶ窪池(岡山県新見市)国の天然記念物「鯉ヶ窪湿性植物群落」 
74.服部大池(広島県福山市)  
75.長沢ため池(山口県阿武町)  
76.深坂溜池(山口県下関市)  
77.深田ため池(山口県長門市)日本の棚田百選 
78.金清1号池・金清2号池(徳島県阿波市)  
79.豊稔池(香川県観音寺市)国の重要文化財 
80.満濃池(香川県まんのう町)登録有形文化財・ダム湖100選 
81.蛙子池(香川県土庄町)  
82.国市池(香川県三豊市)  
83.山大寺池(香川県三木町)香川のみどり百選 
84.通谷池(愛媛県砥部町)  
85.赤蔵ヶ池(愛媛県久万高原町)  
86.大谷池(愛媛県伊予市)皿ヶ嶺連峰県立自然公園 
87.堀江新池(愛媛県松山市)  
88.弁天池(内原野池)(高知県安芸市)手結住吉県立自然公園 
89.蒲池山ため池(福岡県みやま市) 
90.池ノ内湖(佐賀県武雄市)  
91.山谷大堤(佐賀県有田町)日本の棚田百選 
92.野岳ため池(長崎県大村市  
93.諏訪池(長崎県雲仙市)島原半島ジオパーク 
94.大切畑ため池(熊本県西原村)  
95.浮島(熊本県嘉島町)水の郷百選、平成の名水百選*浮島神社 
96.野依新池(大分県中津市)  
97.巨田の大池(宮崎県宮崎市)  
98.松の前池(鹿児島県和泊町)  
99.北大東村ため池群(沖縄県北大東村)  
100.カンジン貯水池(沖縄県久米島町)世界初の地表湛水型地下ダム湖

〇同じ日の過去の出来事(以前にブログで紹介した記事)

1582年(天正10)織田信長徳川家康連合軍に敗れた武田勝頼が自害し甲斐武田家が滅亡(新暦4月3日)詳細
1643年(寛永20)江戸幕府が「田畑永代売買禁止令」を発布する(新暦4月29日)詳細
1834年(天保5)福井藩士・幕末の志士・思想家橋下佐内の誕生日(新暦4月19日)詳細


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 今日は、昭和時代後期の1981年(昭和56)に、香川県の電源開発・仁尾太陽熱試験発電所で世界初の太陽熱発電が行われた日(太陽熱発電の日)です。
 仁尾太陽熱試験発電所(におたいようねつしけんはつでんしょ)は、香川県三豊郡仁尾町(現在の三豊市)のかつての塩田跡に、「サンシャイン計画」の一環として、電源開発が建設した太陽熱発電所でした。鏡(ミラー)で太陽光を太陽炉に集光し、その熱をエネルギー源として蒸気タービンを回して発電する仕組みです。1970年代の2度にわたるオイルショックによって、石油価格が高騰した折に、当時の通商産業省(現在の経済産業省)が推進した国家プロジェクト「サンシャイン計画」の一環として、1981年(昭和56)から約100億円もの巨費を投じて、広大な塩田跡に平面ミラーで高さ60mのタワー上に集熱器を置いて太陽熱発電する装置と、曲面ミラーとパラボラミラーによる集光型太陽熱発電装置とが建設されました。
 しかし、この場所は日照量が少なく、最大出力が2000kWと、実用になる程度の大規模な発電ができず経済性が低いと評価されたことと、オイルショックが去って石油が有り余る時代に転じたこともあって、この発電所での実験は1985年(昭和60)に中止され、その後解体・撤去されています。

〇太陽熱発電とは?

 太陽エネルギーを用いて高温高圧の蒸気を発生させ、蒸気タービンをまわして発電機を駆動する発電方式です。タワー集光式と放物面(とい型または皿型)集光式があり、高温の熱を貯蔵する溶融塩蓄熱器を備えれば、日射変動を緩和して夜間も発電が可能で、日射が安定で豊富な地域での大規模発電に適しているといわれてきました。
 日本では、香川県仁尾町現在の三豊市)で実験を行いましたが、経済性が低いと評価されて終了しましたが、米国では、砂漠地域で継続的に研究され、大規模化しつつあります。

〇サンシャイン計画とは?

 当時の通産省が打ち出し、1974年(昭和49)7月に発足した日本の新エネルギー(太陽,地熱,石炭,水素等)の技術研究開発についての長期計画です。1973年(昭和48)に発生した第1次オイルショックを契機に、エネルギー問題とそれに付随する環境問題の抜本的な解決を目指して、太陽エネルギーの利用技術開発をはじめ、地熱エネルギーの利用、石炭ガス化・液化技術、水素の製造から利用までの技術の他、風力や海洋エネルギー、オイルシェールなどの技術の開発を行ない、実用化をはかろうとするものでした。
 1993年(平成5)には、「ムーンライト計画」(工業技術院が1978年度に創設した省エネルギー技術開発制度のこと)と合体し、「ニューサンシャイン計画(エネルギー・環境領域総合技術開発推進計画)」として発足し、2030年には日本のエネルギー消費量を当時の3分の1、二酸化炭素排出量を2分の1に削減することを目指しています。

〇同じ日の過去の出来事(以前にブログで紹介した記事)

1926年(大正15)東京放送局・大阪放送局・名古屋放送局を統合し社団法人日本放送協会を設立する詳細
1949年(昭和24)広島平和記念都市建設法」が公布・施行される詳細
1955年(昭和30)広島市で第1回原水爆禁止世界大会が開催される詳細


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 今日は、昭和時代前期の1933年(昭和8)に、東京の府中町に東京競馬場(東京競馬倶楽部運営)が開場した日です。
 東京競馬場(とうきょうけいばじょう)は、東京都府中市にある競馬場で、日本中央競馬会が管理運営してきました。前身は、1907年(明治40)に設置された目黒競馬場(現在の東京都目黒区にあった)ですが、借地が大部分だったため、周辺の都市化の進展により、借地料が増加し、競馬人気によって手狭になったにもかかわらず、施設拡張の余地がなく、移転を余儀なくされます。
 いくつかの候補地のうち、当時の府中町が誘致に熱心で、地形も良好だったので移転地となり、1933年(昭和8)11月8日に開場して東京競馬倶楽部が運営、同月18日から競馬が開催されました。競馬場の総面積(駐車場や道路、厩舎地区を含む)は、約24万坪と目黒競馬場の3倍以上に増え、本馬塲は一周2,100m、幅は30mとなります。
 その後、東京優駿(日本ダービー)は1934年(昭和9)の第3回からここで行われるようになり、現在まで続くことになりました。目黒にあった各厩舎も府中町に移転し、1936年(昭和11)時点で所属の厩舎は30厩舎となります。
 1937年(昭和12)に、全国的な競馬施行団体である日本競馬会が設立され、東京競馬倶楽部は解散して日本競馬会に合流しました。1943年(昭和18)12月に、戦争の激化により、政府は競馬を中止させ、1945年(昭和20)には、陸軍燃料廠に貸与され、閉鎖されましたが、戦後の1946年(昭和21)10月17日に軍から返還され、競馬が再開されます。
 1948年(昭和23)に日本競馬会は「独占禁止法」によって解散させられ、所属の競馬場は国営競馬として再開したものの、1954年(昭和29)の「新競馬法」によって日本中央競馬会が発足し、日本中央競馬会東京競馬場となりました。1957年(昭和32)に1号館新館「万歳館」が竣工、1961年(昭和36)にダートコースの使用が開始、1968年(昭和43)にはスタンド改築工事が竣工するなど設備の改善も進みます。
 厩舎数や在籍馬数は徐々に増え、1974年(昭和49)には、調教師数38人、馬房数1,098馬房、預託契約馬数1,036頭となりましたが、1978年 (昭和53)に新設なった美浦トレーニングセンターに厩舎が移動、調教師や厩務員等も移転しました。1981年 (昭和56)からジャパンカップが創設され、2000年(平成12)にはスタンド改築等施設整備計画が発表されて、工事が進められ、2003年(平成15)にリニューアルオープンしています。

〇東京競馬場関係略年表

・1933年(昭和8)11月8日 東京競馬倶楽部運営で東京競馬場が開場する
・1933年(昭和8)11月18日 東京競馬場での初めての競馬が開催される
・1934年(昭和9)第3回から東京優駿(日本ダービー)が開催されるようになる
・1936年(昭和11) 東京競馬場所属の厩舎は30厩舎となる
・1937年(昭和12) 全国的な競馬施行団体である日本競馬会が設立され、東京競馬倶楽部は解散して日本競馬会に合流する
・1940年(昭和15) 開催予定の東京オリンピックでは、馬術競技で使用されることとなる(日中戦争の影響で中止)
・1943年(昭和18)12月 戦争の激化により、政府は競馬を中止させる
・1945年(昭和20) 東京競馬場は陸軍燃料廠に貸与され、閉鎖される
・1946年(昭和21)10月17日 軍から返還され、競馬が再開される
・1947年(昭和22) それまで阪神で行われていた優駿牝馬競走(オークス)が開催されるようになる
・1948年(昭和23) 日本競馬会は「独占禁止法」によって解散させられ、所属の競馬場は国営競馬として再開する
・1954年(昭和29) 「新競馬法」によって日本中央競馬会が発足、東京競馬場は日本中央競馬会東京競馬場となる
・1957年(昭和32)11月19日 1号館新館「万歳館」が竣工する
・1961年(昭和36)2月26日 ダートコースの使用が開始される
・1968年(昭和43)6月4日 スタンド改築工事が竣工する
・1974年(昭和49) 東京競馬場の厩舎数や在籍馬数は徐々に増え、調教師数38人、馬房数1,098馬房、預託契約馬数1,036頭となる
・1978年 (昭和53)3~4月 東京競馬場内にあった厩舎は新設なった美浦トレーニングセンターに移動、調教師や厩務員等も移転する
・1981年 (昭和56) ジャパンカップが創設される
・2000年(平成12) スタンド改築等施設整備計画が発表される
・2003年(平成15)4月26日 リニューアルオープンする

〇同じ日の過去の出来事(以前にブログで紹介した記事)

1892年(明治25)文芸評論家・推理小説家・翻訳家平林初之輔の誕生日詳細
1894年(明治27)戯作者・新聞記者仮名垣魯文の命日詳細


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 今日は、昭和時代中期の1950年(昭和25)に、「新日本観光地百選」が毎日新聞紙上で発表された日です。
 「新日本観光地百選」(しんにほんかんこうちひゃくせん)は、毎日新聞社が主催、運輸省観光部、文部省文化財保護課、厚生省国立公園部、国鉄、GHQ経済科学局が後援して選定された日本の観光地百選でした。10のカテゴリー(山岳、平原、温泉、瀑布、海岸、河川、都邑、湖沼、渓谷、建造物)にわけ、それぞれ1位から10位まで選出しています。
 1950年(昭和25年)7月30日に、日本観光地百選事業を毎日新聞が社告、葉書による一般投票で募集(9月15日に締め切り)、10月11日に投票数の多い順に決定し、発表されましたが、各観光地の関係者が競って応募したため、応募総数は77,500,854通にも及びました。外国人観光客来日による外貨獲得による刺激策として期待されたものでしたが、戦後復興に伴い日本国内での一般観光旅行の再開を促す契機ともなります。
 各部門の1位である10ヶ所については、郵政省が「観光地百選切手」として、毎回1ヶ所2種類ずつを発行(全20種)し、人気となりました。国鉄は十月中旬の観光週間に10ヶ所それぞれを目的地とした特別周遊券を発行、さらに、歌人・俳人10人(斎藤茂吉、吉井勇、荻原井泉水、釈超空、山口誓子、水原秋櫻子など)が1人ずつ各場所にちなむ短歌や俳句を作って紹介しています。また、入選した100ヶ所については記念スタンプをつくって、設置されました。
 尚、11月2日には、11位から15位までで、5万票以上獲得したところ、38ヶ所が準入選地として選定され、観光ルートの設定に考慮されることになります。これらの選定された所では、記念碑の建立や祝賀会、記念行事が催されたり、山岳部門で1位となった「蔵王山」ではこれを機に、その西麓にある山形県南村山郡堀田村は村名を“蔵王村”に改称、同村内の温泉である高湯も“蔵王温泉”に改称されました。

〇新日本観光地百選(毎日新聞・1950年)投票総数は77,500,854通

<海岸> 
1位 和歌浦友ヶ島(和歌山県)------1,406,208票
2位 三陸フィヨルド(岩手県)------1,369,463票 
3位 九十九島(長崎県)------------1,324,477票  
4位  日南海岸(宮崎県)------------1,211,430票
5位  桜島(鹿児島県)----------------955,717票
6位  渭南海岸(高知県・愛媛県)-------907,606票   
7位  唐津松浦潟(佐賀県)------------892,656票    
8位  丸亀塩飽諸島(香川県)----------880,870票   
9位  鷲羽山(岡山県)----------------830,817票   
10位 柏崎福浦八景(新潟県)----------821,821票
隼入 三浦海岸(神奈川県)------------722,875票 
隼入 淡路島(兵庫県)----------------710,414票 
隼入 南知多(愛知県)----------------684,685票 
隼入 伊豆石廊崎(静岡県)------------543,864票 
隼入 太華山連島(山口県)------------506,519票 

<山岳> 
1位 蔵王山(山形県・宮城県)------2,330,676票
2位 達磨山(静岡県)--------------1,074,252票  
3位 霧島山(鹿児島県・宮崎県)------952,798票
4位 乗鞍岳(長野県・岐阜県)---------918,340票
5位 八幡平(岩手県・秋田県)---------606,393票 
6位 英彦山(福岡県)----------------600,652票
7位  両神山(埼玉県)----------------553,197票
8位 鳳来寺山(愛知県)--------------503,476票
9位  伯耆大山(島根県)--------------462,458票
10位 三瓶山(島根県)----------------281,615票
隼入 金剛連山(奈良県・大阪府)-------268,781票 
隼入 吉野山(奈良県)----------------201,031票 
隼入 阿蘇山(熊本県)----------------200,468票 
隼入 磐梯吾妻(福島県)--------------190,425票 
隼入 鳥海山(秋田県・山形県)---------173,823票
 
<湖沼> 
1位 菅沼・丸沼(群馬県)------------649,861票
2位  富士五湖(山梨県)--------------641,396票 
3位  浜名湖(静岡県)----------------518,307票
4位  琵琶湖(滋賀県)----------------442,555票   
5位  村山山口貯水池(埼玉県・東京都)-324,395票    
6位 大沼(北海道)------------------252,017票       
7位  阿寒三湖(北海道)--------------251,193票   
8位  相模湖(神奈川県)--------------237,623票  
9位  十和田湖(青森県・秋田県)-------234,634票  
10位 宍道湖(島根県)----------------195,636票 
隼入 一碧湖(静岡県)----------------114,726票 
隼入 榛名湖(群馬県)-----------------93,526票 
隼入 洞爺湖(北海道)-----------------69,038票

<瀑布>
1位 赤目四十八滝(三重県)----------708,145票
2位 袋田滝(茨城県)----------------462,186票    
3位 白糸滝(静岡県)----------------435,237票    
4位 浄蓮滝(静岡県)----------------218,823票     
5位 関の尾滝(宮崎県)--------------185,486票     
6位 秋保大滝(宮城県)--------------172,284票     
7位 養老滝(岐阜県)----------------168,650票    
8位 箕面滝(大阪府)----------------143,367票    
9位 黒山三滝(埼玉県)---------------91,853票    
10位 奈曽の白滝(秋田県)-------------88,226票
隼入 作木常清滝(広島県)-------------66,883票

<温泉> 
1位 箱根(神奈川県)--------------1,086,596票
2位  白浜(和歌山県)----------------979,680票
3位 別府(大分県)------------------831,480票 
4位  飯坂(福島県)------------------772,748票      
5位  湯田(山口県)------------------759,408票  
6位  芦原(福井県)------------------746,850票
7位 伊香保(群馬県)----------------695,832票
8位  三朝(鳥取県)------------------680,210票  
9位  塩原(栃木県)------------------660,764票
10位 熱海(静岡県)------------------653,320票
隼入 吾妻十湯(山形県)--------------583,981票
隼入 伊豆長岡(静岡県)--------------511,483票
隼入 伊東(静岡県)------------------438,028票
隼入 美作三湯(岡山県)--------------400,537票
隼入 上の山(山形県)----------------105,462票

<渓谷> 
1位 昇仙峡(山梨県)--------------1,183,654票
2位  瀞峡(和歌山県・三重県・奈良県)1,069,164票  
3位  高千穂峡(宮崎県)--------------864,700票    
4位  中津川渓谷(神奈川県)----------557,843票   
5位  鬼怒川川治龍王峡(栃木県)------513,895票    
6位  耶馬溪(大分県)----------------384,872票  
7位  恵那峡(岐阜県)----------------347,680票    
8位  鈴鹿湯の山(三重県)------------272,737票     
9位  黒部峡(富山県)----------------254,529票  
10位 日向神(福岡県)----------------151,294票  
隼入 保津峡(京都府)----------------147,435票
隼入 鳴子峡(宮城県)----------------127,001票
隼入 三段峡(広島県)----------------113,347票
隼入 石鎚面河渓(愛媛県)-------------54,197票

<河川> 
1位 宇治川(京都府)----------------984,490票
2位  日本ライン(愛知県)------------775,157票    
3位  長良川(岐阜県)----------------620,014票  
4位  天竜下り(静岡県)--------------220,043票 
5位  球磨川(熊本県)----------------200,927票  
6位  阿賀野川ライン(新潟県)--------170,390票
7位  筑後川(福岡県)----------------169,977票 
8位  江戸川ライン(東京都)----------167,549票 
9位  川内川(鹿児島県)--------------138,816票
10位 庄川峡(富山県)----------------123,654票  
隼入 日置川峡(和歌山県)------------104,652票
隼入 西城川(広島県)-----------------95,567票

<平原> 
1位 日本平(静岡県)----------------860,455票
2位 那須高原(栃木県)--------------748,909票
3位  小倉平尾台(福岡県)------------726,501票
4位 富良野芦別平原(北海道)--------548,332票  
5位  妙高高原(新潟県)--------------408,366票 
6位 秋吉台(山口県)----------------402,051票    
7位 日田盆地(大分県)--------------254,628票
8位  野呂山高原(広島県)------------242,503票
9位  浅間高原(群馬県)--------------233,202票  
10位 霧ヶ峰高原(長野県)------------224,609票
隼入 富士見台(長野県)--------------188,524票
隼入 大菩薩高原(山梨県)------------175,051票
隼入 志賀高原(長野県)--------------167,699票
隼入 菅平高原(長野県)---------------91,888票

<建造物> 
1位 錦帯橋(山口県)--------------1,238,218票
2位  耕三寺(広島県)--------------1,006,791票 
3位  熊本城(熊本県)----------------790,930票  
4位 姫路城(兵庫県)----------------729,463票
5位  伊勢神宮(三重県)--------------671,970票 
6位  高崎白衣観音(群馬県)----------529,492票  
7位  出羽三山神社(山形県)----------464,485票
8位 遊行寺(神奈川県)--------------407,714票     
9位  高幡不動尊(東京都)------------386,479票   
10位 彦根城(滋賀県)----------------366,240票  
隼入 金刀比羅宮(香川県)------------359,593票
隼入 宇佐八幡宮(大分県)------------300,920票
隼入 深大寺(東京都)----------------226,015票
隼入 法隆寺(奈良県)----------------104,884票

<都邑> 
1位 長崎(長崎県)------------------951,048票
2位 秩父(埼玉県)------------------945,618票   
3位  尾道(広島県)------------------939,130票  
4位  日光(栃木県)------------------846,392票
5位  札幌(北海道)------------------830,677票   
6位  鎌倉(神奈川県)----------------765,261票    
7位 日本水郷(千葉県・茨城県)-------655,872票     
8位  高松(香川県)------------------622,637票 
9位  博多(福岡県)------------------590,668票     
10位 函館(北海道)------------------573,602票 
隼入 網走(北海道)------------------488,645票
隼入 宝塚(兵庫県)------------------355,813票
隼入 弘前(青森県)------------------254,543票
隼入 奈良(奈良県)------------------206,275票
隼入 神戸(兵庫県)------------------171,291票

 ※準入:準入選地(38ヶ所)=11位から15位までで、5万票以上獲得したところ

☆観光地百選切手(毎回1ヶ所2種類ずつ全20種を発行)

・1951年(昭和26)2月15日発行---蔵王山(山岳部門1位)
 「8円切手(ザンゲ坂の樹氷)」、「24円切手(地蔵岳中腹の樹氷)」
・1951年(昭和26)4月2日発行---日本平(平原部門1位)
 「8円切手(茶摘み)」、「24円切手(日本平からの富士)」
・1951年(昭和26)5月25日発行---箱根温泉(温泉部門1位)
 「8円切手(大涌谷)」、「24円切手(芦ノ湖)」
・1951年(昭和26)5月25日発行---赤目四十八滝(瀑布部門1位)
 「8円切手(千手の滝)」、「24円切手(荷担の滝)」
・1951年(昭和26)6月25日発行---和歌浦・友ヶ島(海岸部門1位)
 「8円切手(和歌浦の観海閣)」、「24円切手(友ヶ島の沖の島野奈浦)」
・1951年(昭和26)8月1日発行---宇治川(河川部門1位)
 「8円切手(宇治川ライン)」、「24円切手(宇治橋)」
・1951年(昭和26)9月15日発行---長崎(都邑部門1位)
 「8円切手(大浦天主堂)」、「24円切手(崇福寺竜宮門)」
・1951年(昭和26)10月1日発行---菅沼・丸沼(湖沼部門1位)
 「8円切手(丸沼)」、「24円切手(菅沼)」
・1951年(昭和26)10月15日発行---昇仙峡(渓谷部門1位)
 「8円切手(覚円峰)」、「24円切手(長潭橋)」
・1953年(昭和28)5月3日発行---錦帯橋(建造物部門1位)
 「10円切手(広重の版画)」、「24円切手(錦帯橋)」

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